俺の居場所は屋根裏
40歳過ぎたあたり(長女が小学校に入学したあたり)から、何となく家庭内に居場所がなくなってゆく感覚が芽生え始め、その感覚は年々強くなり、いまではトイレと屋根裏部屋が自分の唯一の居場所となってしまった感があります。
私には人生で後悔している事が2つあります。
一つは小学一年生の時の初恋の女の子に自分の気持ちを伝えてないまま転校してしまった事と、家を作った時に自分専用の書斎を作らなかった事です。長男には日々「好きな女の子には素直に自分の気持ちを伝えろ」「大人になって家を持つようになったら書斎を作れ」とアドバイスしています。
ところで、シーズン中にミツバチの巣箱の内検をしていると、巣箱の蓋の裏に働き蜂がたむろしている事がよくあります。彼らは単に仕事がなくて佇んでいるのか、或いは仲間はずれにされているのか、自ら進んでニート生活をしているのか定かではありませんが、隣のコロニーに放り込んでも特に問題が生じないので、コロニー間の群勢を揃えるために便利に使っています。
話は元に戻りますが、私の屋根裏部屋は、大草原の小さな家のローラの部屋を彷彿させる小さな窓が一つあり、天井が低く、非常に落ち着きます。「大草原の小さな家」は子供の頃に大好きで、目指すべきライフスタイルの原点となっていますが、実はもう一度鑑賞したい話があります。自分の家に居場所がなくなったと感じたローラが家出し、山頂に向かって山を登っていった時に、神様と出会うという話し(だったと記憶しています)です。
とにかく景色が素晴らしく、まだ子供の時にテレビで見て釘付けになり、その話しだけが何故が私の記憶の中に鮮明に残っています^_^
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