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通路考
畝と畝の間にある通路をどうするかという問題に関して、今回私は通路にもみ殻を敷き詰めて、もみ殻マルチにする事を試してみる事にしました。もみ殻は分解が遅く、また雨で通路がぬかるむ事もなく、雑草を抑制して、草刈りの手間を省く事ができると考えたからです。ただ、強風でもみ殻が飛んでしまう可能性があるのでそこは考えなければなりません(後になって気が付きました)
養蜂と農業の両方に関わっていると、双方ともに「いつ何をすべきか」の判断が一番大事であるという事にいつも気付かされます。すべてはタイミングと選択が肝心で、然るべき時に然るべき選択を行わなければ結局上手くいきません。
ところで、人生というものは小さな事から大きな事まで選択の連続ですが、自分の選択が果たして正しいのかを事前に知る事は出来ません。選択が正しかったかどうかは事後になってわかります。もし自分の判断が間違っていた場合、それはゆくゆく自分が正しい判断ができるようになる為に必要な間違いだったと解釈出来、その意味ではそのとき間違った判断をした事は正しかったという事になります。
人生の醍醐味は正解の道を行く事にはなく、目的地に辿り着くプロセスにあり、「間違っている道を選ぶ」という選択も、「正しい道を選ぶ」という選択も、どちらも正解、いや選択に正解も不正解もないのだと気付く事が正解なんだと思います。