ミヤマクワガタBlues
昨日は久しぶりのイベント開催で、昆虫観察と養蜂体験をやりました。このイベントは毎年この時期の恒例となっていて、表向きは子供向けでありながら、中身はマニアックで大人も十分楽しめる内容となっています。
今回のイベントで個人的に印象に残ったのは、貯水池で溺れているミツバチを捕食しているマツモムシを観察した事と、奇跡的なサイズのミヤマクワガタが見れた事です。ミヤマクワガタは子供の時から特別な昆虫で、いま見ても胸が高鳴り、大興奮してしまいました。車に例えると、ノコギリクワガタの美しさはランボルギーニミウラ、ミヤマクワガタのカッコよさはデトマソパンテーラと言ったところでしょうか。
ところで、子供の頃に夢中になった昆虫採取やプラモデル、鉄道模型や電子工作も思春期に入ったある時突然興味を失います。精神は成熟し、常識や社会のルールを身につけるに従って、何よりも効率性や経済性を重視する所謂常識人になってゆくのでした。こんな大人が子供に教えられる事など何もありません。
さて、「星の王子様」の冒頭にも書いてありますが、子供のように生きる事は難しいと嘆いてばかりはいられません。子供の時は、親の目を盗んで真夜中に家を抜け出してクワガタを取りに行ったり、短波ラジオを作って、遠い海外の放送を聞いてワクワクしていましたが、いまならもっともっと壮大なチャレンジができるはず。
人生は一回。失敗を恐れてビビってる場合ではありません。
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