ミツロウキャンドル考
今日は港区の学童でミツロウキャンドル作りをやりました。学童でのミツロウキャンドル作りは今年3回目となります。
いままで、塾の講師や合コンの盛り上げ役、パーティーや結婚式の司会、営業上の接待など、人前で話をする事に関しては海千山千で頑張って参りましたが、大人相手に話をするのは相手が何百人いようと別に難しい事はありません。反対に一番難しくそして奥が深いのが小学生を相手にする時です。彼らは楽しくない時に楽しいフリをする事が出来ず、つまらなくて退屈な時はそのように振る舞うからです。
参加した小学生が「楽しかった!」と言ってくれるような場を作るには、あらかじめ用意した適当な言葉でその場をやり過ごすのではなく、五感を働かせて先を読み、「どんな球もすべて打ち返す」つもりで臨まなければなりません。
キャンドルを作った後、全員で真っ暗な部屋に移動してキャンドルに火を灯し、小さな光をしずかに見ながら、「いまどんな気持ち?」と聞いてみました。想定外の言葉やちょっとドキッとする言葉が聞けて面白かったです。
自分の気持ちを素直に言葉にして言えるのが子供の凄さです。つまらない時に楽しいフリをしたり、逆に楽しい時につまらないフリをするのではなく、私も彼らを見習って、もっと素直に生きていかねばと思った次第です。
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