【フリー音源】Alpine Project 2021を使ってみた。

フリー音源研究家（？）としては見逃せないAlpine Projectを使ってみました。とりあえずLEGATOの音色をチェックしてみました。

・キーボードのベロシティは（ほぼ）無効
・DYNAMICSを使って音色調整
・LEGATOをONにするとMIDIのつなぎ部分のニュアンスが変わるっぽい
・REVERBを上げるとローがリッチになるので音色決めとして使うと吉

という印象です。動画はこちらです。

The Alpine Project

【無料】Alpine Projectが、Kontakt用オーケストラ ライブラリインストゥルメント2021年版を無償配布開始！ | Computer Music Japan

Spitfireの操作感に近い

全体的にSpitfireAudioの音源に近いです。同じくフリーのSpitfireAudio BBCSOがアンサンブル中心の音源なのに対し、Alpine Projectはソロ楽器の音源ですね。

BBCSOもAlpine Projectもキースイッチはないので演奏方法ごとにトラックを立ち上げる必要があります。
また、Alpine Projectは音色自体のパラメーターが少ないのでKONTAKTの機能を使ってPANやボリューム調整をしてまとめましょう。上記動画ではPANとボリュームしか使っていません。

今回はLEGATOの音色だけで作ってみましたが、スタッカートの音色も立派でした。フリーでここまで使える音を出してくれる音源は、そんなにないと思います。
全体的にクラシック向けの設計になっているので、ポップスやファンクやEDMに使いたい場合は別のFXを挿入して音色調整をした方がいいでしょう。

バグ発見

StudioOne5 Professionalで使用したところ、ときどき音痴になるバグが発生しました。レンダリング時も音痴になるので、ミックス前に書き出して確認する必要がありそうです。今後のアプデで改善されることを期待しています。