
養蜂家訪問@山梨県韮崎市
ご無沙汰しています。相変わらずのジェットコースターに乗った私ですが、もうそろそろジェットコースターも手放して、地に足つけて前進していこうと思っています。
来年の春からは長野県富士見町という場所のホーリーバジル畑に蜂箱を置かせてもらうことがとんとん拍子手で決まり、清里で環境活動をされ養蜂もしている方とコラボで年間で養蜂体験会の開催も決まりました。また、最近師匠が新しいリトリートを考案中で、これもまた新たな展開を迎えております。
もう今から盛りだくさん!ワクワクする!
で、今日はその自分の養蜂場を持つにあたって、沢山の養蜂家さんのやり方を学びたい!という希望が叶い、お友だちの知り合いの養蜂家さんにご縁をいただきました。
場所はバーンと富士山の見える、韮崎市と中央市と南アルプス市の境目のような川沿い。向かうときからもう葡萄やら柿やらリンゴやらの果樹園がたくさんあり、素晴らしい環境です。風が強くも、日差しが温かく、たくさんのみつばちちゃんたちが元気にお出迎えしてくれて、それだけでももう本当に行ってよかった!寒くて、スズメバチにやられっぱなしで、もういついなくなってもおかしくないことたちをしばらく相手にしていたので、ぶんぶんしているだけでもう幸せ。
「あぁ、元気で何よりですね〜こんなに増えてるなんてすごいですね〜!」
と言ったら、
「放っておけば増えるんだよ、蜂なんて」
「!?!?!?!まじですか!?!?!?」いきなり常識が覆された瞬間でした。
最初10年近く前に1箱買って、最初の女王蜂にはチョーク病があったらしいのですが、女王が交代してからはどんどん増え続け、平均10箱。
今はほとんど一段でしたが、沢山の箱が余裕を持っておかれていて、しかもひまわりやらハーブやら糸瓜やトマトやかぼちゃまで、とにかく豊かな養蜂園でした。
「とにかくダニが増えちゃってね、それが大変」
「プロポリスは取らないようにしてるのよ、使ってない箱のプロポリスも取りに来るからそれだけ彼女らにとって必要なものだから」
スズメバチ対策は私と同じく網でひたすら取るということでした。見せてもらった焼酎の瓶にはぎっしりとスズメバチが!
「ぎっしりですね〜」と言ったら「ほら、焼酎はお金がかかるけど、いっぱいスズメバチを入れておけば少なくて済むじゃない?」
「大スズメも取るんですか!?」(私は怖くて逃げちゃうやつ)
「そうだよー挨拶しに来るから、鼠取りシートが効くけどね。キイロスズメバチは挨拶とかしないから、取るしかないけどね」
ダニの薬とか冬は糖蜜をあげればいいよ、とか、雄蜂の枠を作ってダニの囮にするとか技もいくつもありました。
スズメバチが蜜を取りに来る時間から距離を割り出して、元となる巣を突き止めて駆除するとか!?
いやーもう描き切れないほど沢山の学びがありました!
最後に巣蜜をごっそり切り取ってくれて、いただいたのですが、そのナイフが洗ってもベタベタするので、「あ、みつばちたちに舐めてもらお」って言ってるその姿がなんとも優しいというか、朴訥なお人柄がよく現れていて素敵だなと思いました。
帰り際、私に向かって「そういや最近、(あなた)テレビ出てた?」と言われた時には笑っちゃいました。
「いえ、出てません」
「でも、横浜からきて高根町って言ってたよ」
「それ私じゃないです」
「そうなの〜?出てたでしょ」
私じゃないのですが、ご近所にも女性養蜂家がいらっしゃるみたいです🤣
その女性養蜂家さんに限らず、もし、養蜂家さんをご存知の方いたら是非ともお会いしてみたいので、ご紹介くださいませ。十人十色と言われてる養蜂家さんに100人会うこと目指していきたいです!
とりあえず、三浦の飯倉さん、我が師匠についで、3人目達成いたしました。