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みつばちの幸せは何でできている?
昔からのナワバリややり方、徒弟制など全てをすっ飛ばして、みつばちとお付き合いをしているハニーさんという養蜂家に縁あって弟子入りしました。
どんな人かはこちらの投稿から↓
彼の養蜂のベースにあることは「みつばち先生」
長野のこの道うん10年のはちのおじいさんも「蜂のことは、蜂に習え」
とにかく、みつばちをよく観察すること。
そうすると、みつばちの行動から学べるから、と私は理解しているけど、頭で分かることと実際にできることは全然、別物!
みつばちの出入りを一緒に眺めていても、
「ほら、足を掻いているヤツがいるやろ、あれはダニがおるかもしれん」
足を掻くー?本当だー!そして、ダニいますね!?
一緒に同じところを見ているのに、キャッチする情報が違う!
みつばちがしていることは、シンプルだ。
朝、巣箱を旅たって、日の入りに帰ってくる。
花の蜜を集めて、ついでに花粉をくっつけて帰ってくる。
だけど、実際には同じみつばちが10往復以上しているらしい
100以上の花を訪れていて、
花粉と合わせると、自分の体重以上の重さを運んでいるらしい
ということを知ると、本当に尊敬の念を抱く。
見ているだけでなく、本の知識も重要だ。
知るほどに、深く知りたくなる。
夏の養蜂場の管理にしても、
草むらにするのが日除になって良いですよーとにっこり朴訥な笑顔で教えてくれた女性養蜂家さんと
趣味養蜂で、日がな一日みつばちの園でハンモックを吊るして過ごしているような人でも、みつばちが少しでも楽に飛んで家に帰れるように、常に草は刈るというセンパイ養蜂家さんもいる。
人によってやり方は全然違う。
冬は、
丁寧に、1匹も殺さないようにという細やかな養蜂家さんは、寒い時期ははちみつを温めて給餌することを教えてくれたし、
何ヶ所も回って、何十箱と持っている家業で養蜂をしている養蜂家さんからは、効率よく箱を開けないで、ずらすだけで素早く給餌する方法を学ぶ。
養蜂家によって、10人いると10人違うことを教えてくれる世界だ。
でも、私はみつばちへの小さな優しさの積み重ねが養蜂技術なのだと知る。
だから、私がみつばちにとって優しいと思うことを選択していくことにした。
今は、まだ人の行動から学ぶのが精一杯。
それでも一通りのことができるようになってきた。
もっと、もっと、みつばちのことを観察しよう。
みつばちから学びたい。
教えてもらったことを活かして、みつばちまで喜ばせる養蜂をする!
みつばちの幸せは養蜂家の小さな優しさの積み重ねでできているから。
みつばちの幸せの先に、
私たち人間の幸せもあると信じているから。
みつばちを喜ばせる養蜂を続けるために
クラウドファンディングをしています!
養蜂家さんによって同じ花でも全然味が違うんですよ。
みつばちを喜ばせて、できたはちみつ、食べてみたくないですか?
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