コーヒー、キッチン、朝6時

どうしても寝れない日が続いている。
今日は幸い何も無いが、バイトだったり、予定がある日でも遅すぎるくらい遅くまで起きている。

どうしても寝れないので、コーヒーを淹れる事にした。
コーヒーというのは、不思議と何かのついでになることが多い気がする。
運転中だとか、仕事中だとか。僕自身も、読書のお供にする事にした。

コーヒーを淹れる時間というのは、僕の人生の中でもかなり心地いい時間だ。だけれど、皿洗いはその限りでは無い。
僕はやらなくてはいけないことを後回しにする癖がある。これのせいで洗い物が溜まることがかなりある。コーヒーを淹れる為の鍋を洗っていないから、仕方なく洗い物をする。

冬の夜は冷える。
いくら春が近づいているといっても、熱の降らない夜は冷えるのだ。
コーヒーが冷めるのも早い。
せっかく、ぐつぐついうまでお湯を沸かしたのに、ポッドとサーバーにお湯をためて温めたのに、こんなにすぐに冷えてしまうんじゃ。
僕は冷える方が好きな人間ではあるが、コーヒーくらいは温かいままでいて欲しい。

朝早くにコーヒーを淹れて本を読むなんて、かなり優雅で丁寧だと思うが、どうやら世界ではこれは丁寧なんかでは無いらしい。
それはそうだ。僕は暗い部屋で、だらだらと寝るはずだった時間を溶かしたのだから。

ああ、冷蔵庫のトマトを早く食べないとな。
それにまだ手をつけてない本も沢山ある。
そういえば手紙も書こうとしていたんだった。

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