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RCJJ2024の試合考察

スイス式トーナメント

Round 1 vs TOINIOT2 5 : 1

 初戦がTOINIOT2ってわかったときは結構絶望しました。関西ブロックや奥西記念杯などで交流して、仲良くさせてもらっていたので、相手のレベルが高いことを知っていたからです。
 試合では、まだ機体のプログラムが完成しきっていたわけではないので、ソフトに穴があり、故障後に機体を戻すと、戻した向きを敵陣方向だと設定していまい、オンゴール方向にボールを進めようとしてしまっていました。この問題に気づいたのは2回目にも同じようなことが起こってからでした。すぐにしおからにソフトを確認するよう伝えましたが、しおからに修正してもらっている間にゴールを1点決められてしまいました。これからはロボットがボールをゴールに向けて運ぶことができるかだけを確認するのではなく、故障時の対応も確認してから試合に挑むべきだと思いました。

Round 2 vs SpeeD ShooteR 12 : 0

 SpeeD ShooteRとは郡上交流会で一度交流していたり、ツイッターで機体を見たりしていたので、すごく完成度が高いなと思って警戒していました。交流兼偵察をしたときには実際にみてもかっこよかったです。
 私達はハーフタイムにチーム全員でバッテリー交換、カメラ確認などをスムーズに行えていたので、かなりよかったと思います。これによって試合前の余裕ができたり、焦って起こるミスを減らすことができます。
 一度ゴールキーパーがボールを追った際にアウトオブバウンズしてしまったので、ソフトで原因を探してもらいます。ほんとにアウトオブバウンズしないだけで得点率が上がると強く感じています。しかし、ラインに速く反応し、避けるせいで、ライン際にあるボールをとることができていません。そこも世界大会までには改善したいです。

Round 3 vs Oi_DENGIKEN 4 : 2

 まーじで勝ててよかったです。去年世界大会で戦ってしっかり負けて、表彰台に笑顔でトロフィーを持って立っていたOi_DENGIKENをただ拍手することしかできなかった悔しさを胸に努力し続けてきたかいがありました。
 相手チームはアタッカー、キーパーともに故障することが多かったので、そのチャンスにボールをシュートできたのが強かったと思います。この試合はマクソンモーターを使用することができていなければ、絶対に勝つことはできなかったと思います。また、マクソンモーターを活かせるソフトとハードを作ることができたため、勝つことができたのだと思います。
 この試合はバグもあらかた直していたり、故障がほぼなかったりしていて、万全の状態で挑めたと思います。しかし、相手のアタッカーとうちのキーパーが競り合ったときにプッシングギリギリでゴールに入れられていました。そのため、次のOi_DENGIKEN戦では入れられないように対策をしました。

Round 4 vs Team Takahama MKM 8 : 1

 Team Takahama MKMと会場で交流兼偵察した際にハードウェアを作り込んでいて、すごかったです。また、試合では、しっかりとボールを追い、ラインアウトしにくかったので、ボールを自陣に運ばれることがよくありました。この回数が多くなるだけで、点数を入れられる確率はかなり高くなってしまうので、世界大会までには回り込みの最適化や、速度アップによってできるだけ自陣にボールを運ばれることをアタッカーで阻止したいです、また、ゴールキーパーが自分たちのアタッカーに押されてアウトオブバンズしてしまいました。今大会では、押し出しについては戻してもらえるから大丈夫という考えで押し出しについては気にしていませんでしたが、世界大会ではそのことについて対策を取りたいと思います。

Round 5 vs そいそーす 6 : 0

 試合前にはマツケンサンバを聞かせて、コートと機体の魔除けを行いました。おかげでアタッカーはアウトオブバウンズすることなく動かすことができました。
 やっぱりマクソンは強いなってめちゃくちゃ実感しました。たぬきさんの機体が常にゴールを向いて速い速度で迫ってくるので怖かったです。Edgeのキーパーの弱点は横からシュートされることなので、常にゴールを向いてシュートを狙ってくる機体はほんとに恐怖でしかありません。幸い、自陣にボールがいる時間よりも、相手陣地にいる時間のほうが長かったので、なんとか耐えることができました。
 一度ゴールキーパーがアウトオブバウンズしてしまったので、その原因をしおからと動画を見ながら対策したいです。

Round 6 vs 宗高おにぎり 10 : 0

 宗高おにぎりは去年席がとなりで、去年も安定して勝っていて、今年も、安定して全勝していたので、正確性が強いのだなと思いました。また、交流兼偵察したときには、魚眼レンズをカメラにつけてミラーを使用せずに全方位を使っていてすごかったです。
 試合をするとアタッカーがしっかり動いてくれたので、ボールを常に相手陣地に置き続けることができました。相手のチームがアウト・オブ・バウンズすると、プッシングを取られなくなるので、ゴールを決めることができました。プッシング取られる位置でシュートすることはとてももったいないので、これから世界に向けて調整を続け、プッシング判定されないようなシュートを打てるようにしたいです。

Round 7 vs Munako Artemis 8 : 0

 Munako Artemisとは会場が開く前から交流しまくってて、当たる前からめちゃくちゃ当たりたくないなと思ってました。理由は相性がめちゃくちゃ悪いからです。Edgeのディフェンスはゴールの後ろまで下がれないので、ドリブラーでその間を狙って入れられるとかなりきついです。しかも、両方アタッカーであるため、ボールを自陣に力技で持って来られるので、シュートする確率は高くなくても試行回数を増やされてしまいます。そして、点を入れられる確率が高くなります。初戦は相手の機体が最高のパフォーマンスを出せていなかったため、なんとか耐えることができましたが、問題は2戦目です、、、、

世界大会選抜順位決定戦

Round 1 vs Munako Artemis 7 : 2

 この試合でMunako Artemisがまじで覚醒します。急に横からシュートを高確率で狙い出すようになってまじで入れられそうで強すぎました。また、相手に先制点を許してしまいました。このとき私はかなり動揺していました。全国1位になっても、これで負けて世界にはいけなくなるのかという考えが頭を占領し、本当に頭が回っていませんでした。そのため、次のスタートの際に押しミスという最悪のミスをしてしまい、アタッカーを動かすことができませんでした。しかもそのタイミングで、相手が強すぎるゴールキーパー避けシュートを決めてきて、一気に合計2点取られてしまいました。ほんとにこのとき怖くて辛かったです。しかし、精神が乱れているまま試合を続けてしまうと同じようなことになってしまうので、私はロボットの配置を準備する前に目を瞑って深呼吸をしました。そして心をリセットし、試合に挑みなおすことができました。その後は、ロボットも動揺しなくなって点を無事いれることができ、勝つことができました。
 ただスタートボタン(トグル)を押す、ただロボットを配置する、ただ審判のコールを待つなど、単純で簡単な作業でも、精神を揺さぶられると私はそれらすらまともにできなくなってしまいました。これからは動揺していると感じたらしっかりと深呼吸し、心を落ち着かせ、最高の判断ができるキャプテンになれるようにしたいです。

Round 2 vs DGK-R2DM 10 : 1

 この世界大会出場順位決定戦は試合間隔が短くて試合が終わったら17分後くらいに次の試合が始まりました。そのため、1試合につき4個リポバッテリーを使用する私達はすぐに満充電のリポバッテリーの在庫がなくなってしまいました。そこで、まっかさが試合を一緒に戦いたいにもかかわらず、チームの勝利のためにリポバッテリー監視員になってくれました。そのため、リポバッテリーの充電はできるが、試合はしおからと僕(bee)で戦うこととなり、かなり不安でしたが、機体が故障することなく試合を進められたので、なんとか勝つことができました。
 DGK-R2DMは安定して機体が動いていて、チャンスがあればいれてくるような機体でした。試合途中でEdgeの弱点である2台アタッカーで攻めてきたときはほんとに怖かったです。相手から得点が入れられやすくなる分、ボールを常に前線に送ることができるので、自分で得点を入れられやすくもなります。世界はそのような戦略のチームが多いので、敵避けというより、確実にゴールを決められる機体に仕上げていきたいです。

Round 3 vs Oi_DENGIKEN 6 : 0

 今回は怖さと自分たちの進化がどこまでOi_DENGIKENに通じるのかという楽しさの感情が入り混じっていました。2日目の試合動画を分析し、点を入れられた原因を見つけ、それに対しての対策を取りました。前回ゴールキーパーが相手アタッカーと競り合ったときにゴールキーパーの向きが傾いてしまってキッカーでシュートされて点を取られたので、そこを機体を相手の機体と同じように動いていなすようにしました。これにより、相手から真正面からのプッシングギリギリシュートを打たれなくなりました。まじでこれが失点しなかった理由だと思っています。
 でもやっぱりOi_DENGIKENはライン際めちゃくちゃ強いなと思いました。世界大会のときもですが、ライン際で止まるようになっているので、ライン際のボールの取り合いの際にめちゃくちゃ強すぎます。世界大会がとても怖いですが、切磋琢磨して日本チームで頂上決戦できるレベルに成り上がりたいです。

Round 4 vs I WAS TOIN 10 : 0

 ほんとにびっくりしました。全試合が終わって世界大会出場が確定してほっこりしてたら、試合が組まれて、また試合をしなければなりませんでした。めちゃくちゃ精神の疲れが出ていたときに2試合試合をしなければならないとなり、正直めちゃくちゃしんどかったですw。
 I WAS TOINとは関西ブロック大会と奥西記念杯でめちゃくちゃ交流しまくってて、しかも関西ブロックでは試合を一度した際に負けているのでかなり怖かったです。世界行ける!!!やったああ→次I WAS TOIN?????みたいな感じになってかなり頭痛かったです。
 途中で2台アタッカーにされて弱点見抜かれたなと思いヒヤヒヤしましたが、なんとか1台のアタッカーで競り合うことができ、耐え抜きました。世界大会までにはこの弱点を克服します。

Round 5 vs Toin Sigma 8 : 0

Toin Sigmaはキャプテンとdmで話したり、一緒に切磋琢磨してきた仲なので試合ができてほんとに嬉しかったです。相手のアタッカーがしっかりとボールを追っていて、ボールを自陣に持ってくるのでかなりひやひやしました。しかし、こっちのアタッカーは最終試合ということもあり、大会中ブラッシュアップしまくった最高のアタッカーだったので、ボールを相手陣地により多く送り込むことができ、シュートを決めることができました。また、普段より敵よけが若干うまくいっていた気がするので、それが今後ずっとうまくいくようにうまくいった原因を突き止めていきたいです。

試合を考察したあとの感想

 試合を冷静なときに見返すと試合していたときよりも広い視野から見ることができるので悪い部分がわかりやすいなと思いました。正直大会中はアタッカー、ディフェンダー共にラインアウト全然していないと思っていましたが、気づいてないだけで、合計10弱していました。この原因を解明し、世界大会ではアウト・オブ・バウンズがないようにしていきます。

全国大会の試合動画集

Edgeの試合動画をまとめてます!
https://youtube.com/playlist?list=PL4LZt0cQv2EOwTxWEXyC4W1RIsDXdNr_x&si=TMhfPK5DU6jIJJzF


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