Photo by yuichiono 少女と猫 4 bee 2025年1月20日 13:47 一人の少女ありまして、一人の猫に遭いました。 少女は猫に歩むれど、猫はさらりとかわしゆく。 どれほど彼に歩むれど、彼はさらりとかわしゆく。 恐れも震えも、彼は見据える。 愛の手さえはねのける。 愛されたいなら、愛せばいい。 ただその愛は人を選ぶ。 甘くてとろける愛もあれば、吐いてしまう愛もある。 愛は同じで、受け手で変わる。 誰にも受け取られない愛はいったいどんな形をしているのだろう。 猫の手も借りたいものだ。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩のようなもの #一人 #少女 #エッセイのようなもの #詩人さんとつながりたい 4