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Airbnbのレビューが0.1上がると、どれくらい売上は上がる?

弊社で、2025年2月10日時点のAirDNAを利用し、東京の

4.6~4.7

4.7~4.8

4.8~4.9

4.9~5.0

の施設の平均のRevPAR(≒売上。RevPARの詳細はこちらの記事)を調査しました。

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結論:だいたい0.1上がるごとに約10%の売上増です

以下詳細です。

4.6~4.7 RevPAR=17720円

4.7~4.8 RevPAR=19290円

4.8~4.9(スーパーホスト レベル) RevPAR=21160円

4.9~5.0(ゲストチョイス レベル) RevPAR=23620円

当然ですが、レビューの平均点が高い施設のRevPARは上がります。

評価帯ごとのRevPAR(4.6~4.7を100%とした場合)

・4.6~4.7: 17,720円 → 100% として基準とすると…

・4.7~4.8: 19,290円 → (19,290 / 17,720) * 100 ≒ 108.8%
・4.8~4.9: 21,160円 → (21,160 / 17,720) * 100 ≒ 119.4%
・4.9~5.0: 23,620円 → (23,620 / 17,720) * 100 ≒ 133.3%

各段階での伸び率は以下のように若干異なります:

  • 4.6~4.7から4.7~4.8: 約+8.8%

  • 4.7~4.8から4.8~4.9: 約+10.6%

  • 4.8~4.9から4.9~5.0: 約+13.3%

したがって、だいたい0.1上がるごとに約10%の売上増と解釈して大丈夫です。

対面でゲストに会うなら4.9以上、会わないなら4.8以上の評価を狙うのが合理的

結論、無人運営でゲストと対面しない場合は、4.8~4.9で十分です。

ゲストと対面して、日本のお菓子を渡したり、何かしらのアナログなおもてなしをする場合は、4.9~5.0を狙うのが良いでしょう。

弊社では、4.9以上の評価を維持するのは、アナログな対面での挨拶が必要であるとの仮説があります。つまり、4.9以上の評価を維持するためのアナログな対応の実現コストは非常に高いと考えます。

民泊オーナーや管理人が民泊の近くに住み、ゲストに気軽に挨拶できるなら、4.9以上を狙い、高い売り上げを狙うのは良いでしょう。つまり、アナログな対応の実現コストが低い場合は、4.9以上を狙って大丈夫です。

しかし、ゲストに会わない、アナログな対応をしない民泊経営を目指す場合は、4.8以上(スーパーホストの称号得るのに十分な平均点)を目指せば良いです。

注意点

今回、あえて、数字がぶれやすいレビューが10個以下の新しい施設は、統計から除外しました。

追記1: 2月11日に調べた、5.0~5.0 RevPAR=26500円

実は、この東京にはクチコミが11個以上あり、全て5.0を獲得するような脅威的なリスティングが682件あります。

それらのRevPARは脅威の26500円です。

この数字は、

前述する4.9~5.0(ゲストチョイス レベル)のRevPAR=23620円の数字から約12.2%の増加した数字です。約10%の増加です。

追記2: 2月11日に調べた、クチコミが無いリスティングの RevPAR=19310円

クチコミがないリスティングのRevPARは、RevPAR=19310円です。

これは、前述の4.7~4.8のリスティングのRevPAR=19290円とほぼ一緒です。

つまり、クチコミが無いリスティングは、「4.7~4.8くらいのレビューを持っている」 と、ゲストから解釈されると言う意味です。


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