レンタルスペース業界売上ランキング(スペースマーケットが1位)
1.レンタルスペース業界売上ランキング
1位:スペースマーケット(売上:2019年12月期:約8.7億円)
・英語名はSPACEMARKET。
・売上の出典はこちら。
2位:インスタベース(売上:2019年12月期:約5.1億円)
・英語名:はInstabase。
3位:スペイシー(売上:2019年12月期:約1.7億円)
・英語名はSpacee。
※4位以降は規模が小さいため省略。
※インスタベースとスペイシーは、売上非公開のため、推計値(詳細後述)。
※スペースマーケットは、以下「スペマ」と省略して表記。
2.売上ランキング作成方法
シミラーウェブを使い、セッション数(サイト訪問者数)を調査しました。
以下の赤枠が それぞれのサイトの2020年8月~10月のセッション数です。
上記のセッション数を元に、売上非公開の2社の売上を推計します。
以下、スペマの売上を基準にし、各社の売上を推計した方法の解説です。
●インスタベースの売上(約5.1億円)
= 47.1万 ÷ 79.7万 × 8.7億
(インスタベースのセッション数÷スペマのセッション数×スペマの売上)
●スペイシーの売上(約1.7億円)
= 15.5万 ÷ 79.7万 × 8.7億
(スペイシーのセッション数÷スペマのセッション数×スペマの売上)
3.現状地域差はなし・スペマが日本全国でトップ
以下は、Googleトレンドでスペマとインスタベースを調査したデータです。
検索された回数が、グラフや図で表されています。
画像から分かるように、スペマが全国的に圧勝です。
この記事の執筆中(2020年11月18日頃)、私はある噂を耳にしました。
「大阪ではインスタベースが強い」
残念ながら、Googleトレンド上で、その噂は証明されませんでした。
4.市場規模の拡大は続いている
コロナ危機前まで、レンスペ市場は明らかな拡大基調が続いていました。
それは、スペマの決算資料から読みとることができます。
出典:https://spacemarket.co.jp/ir/highlight
業界1位のスペマの売上は、2019年まで急激に拡大しています。
このことより、レンスペ業界全体もその流れがあったと推測可能です。
コロナ危機が去れば、また市場は拡大していくでしょう。
5.サイトコントローラー連動時のスペマ設定方法
以下をスペマ内で設定しましょう。
●時間区分:『時間貸し』に設定。
・スペマの構造上、宿泊貸し、1日貸しは検索でヒットしにくいため。
●1日に1予約しか入らないように設定。
・宿の運営者は宿泊と同じように日常業務を実施可能になるため。
・民泊運営者は、既存の運営方法を変更する必要がない。
●最短利用時間:最短でも「1日13時間」など長時間に設定。
・13時間に設定した場合、1,000円/時間でも13,000円の売上になる。
●曜日ごとに受付の開始時間、終了時間を設定可能。
例えば、
・開始時間をチェックイン時間(例:15:00)に設定。
・終了時間をチェックアウト時間(例:33:00=翌朝9時)に設定。
・上記のように設定すれば、スペマの客は実質宿泊客と変わらない。
●詳しい設定方法はこちら
6.最後に
コロナ危機のため、宿泊業界は厳しい状況です。
この機会に、レンスペ業界での宿の掲載をご検討いただければ幸いです。
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