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【人気記事】TOEICスコアを500点から700点に1ヶ月でアップさせる最短ルート
こんにちは。こちらはTOEICスコアアップについて、実体験をもとにした内容の記事です。
シンプルにスコアアップしたい方に向けた記事で、特に現在500点台のスコアを伸ばしたいという方にフォーカスしたものにしています。
また、この内容は巷によくある「聞き流すだけでスコアアップ」とか「楽しんで点を取る」というようなものではなく、「集中して勉強して、効率よくスコアをあげる」というものです。
残念ながら近道はありません。一方で最短ルートはあります。
自己紹介
本題に入る前に簡単に自己紹介しておきます。
私自身は、海外に住んでいたこともなく、外国人の友だちがいたわけでもなく、仕事で英語を使うわけでもない純日本人です。
仕事はIT企業でプロジェクトマネージャーをしています。
TOEICを勉強したきっかけは、当時残業ゼロで時間が有り余っていたことと、ハイスコアをとると海外赴任のチャンスが掴めそうだったためです。
運もあったのだと思いますが、約1ヶ月勉強して500点から700点までスコアが上がりました(2016年頃)、そしてその後海外赴任をすることになります。海外赴任に関する記事はこちらをご覧ください。
当時、それまでもTOEICは受験していたのですが、500点前後をうろうろする状態でした。正直なところ気合いを入れて勉強したことはなく、漫然と勉強をして受験をしていました。
そこで少し違う学習方法を取り入れてみたところ、700点までスコアアップすることができました。結果的にその学習方法の効果があったのだろうと思います。
私自身頭が特別良いわけではないです。そんなそんな普通の人でもやり方次第では結果につながるということを伝えたく、この記事を書きました。
対象読者
以下の条件に当てはまる方を想定して書いています。
- 現在のTOEICスコアが500点前後
- 留学や帰国子女ではなく純日本人
- 日頃から英語を使わない
- 目的達成のためどうしてもTOEICスコアが必要
ポイントは最後のところです。
英語学習では、英語で会話をするだとか、英語でビジネスをするという目的が混在してしまいがちです。その場合、英語の聞き流し、英会話、ニュースやビジネスドキュメントの読み込みなど、学習方法も発散してしまいます。
英語のスキル全般を底上げするのであれば、それもいいかもしれません。でもTOEIC対策という点では薄くなってしまうと思います。
個人的には割り切ってしまって、TOEIC学習はTOEICのスコアをあげるためだけにやる、くらいでいいと思います。大学受験のテストでハイスコアを目指すときのように・・・。
TOEICをとっても英会話スキルはつかないのでは
「TOEICスコアアップに集中しましょう」というと出てくるのがこの意見、ごもっともかもしれません。
英語学習の目的は概してスコアアップではなく、その先に目的があるはずです。海外に留学するだとか、英語で仕事をするだとかといったものですね。
そうした場合、TOEICスコアは目的に達するまでのひとつのステップになります。目的そのものではないものの、ステップのひとつです。もちろん英会話も同じくステップのひとつです。
そう考えてみると、TOEICは集中してスコアアップしてクリアしてしまえば楽なのではないでしょうか。
頑張って客観的にわかる英語力と英会話を同時に達成する魔法のような方法を探すよりも、TOEICスコアは指標、英会話は別でと分けて考えてみるとどうでしょう。
TOEICはあくまでスコアだけと割り切ってしまうのです。こちらの方がよっぽどシンプルでわかりやすいと思います。
TOEICスコアアップの最短ルート
さて、早速結論ですが、ただひとつのやるべき勉強は、TOEIC公式問題集になります。
これをひたすら解く、復習する、ということで詳細は後述します。
結局原点の問題集だったら、何も真新しいことはないのではと思うかもしれません。ガッカリするのはまだ早いです、この本の使い方とやってはいけない勉強が重要になってきます。
やってはいけない勉強
先にやってはいけない勉強について触れておきます。
英語の勉強というと色々な方法がありますね。
映画、ドラマ、Podcast、文法本、アプリ、新聞記事、Youtube、英会話など。これらに時間を使うことはやめましょう。
なぜでしょうか。英語のスキルアップにならないからでしょうか。
これらの学習は英語のスキルアップにはなると思います。ただし、TOEICスコアアップにつながるかというと、公式問題集ほどの効果があるかは疑問です。
今回の目的はTOEICのスコアアップです。TOEICスコアを取るのなら、TOEIC公式問題集をやるのがベストです。
英会話をやるとTOEICスコアは上がるかもしれません。ただし、回り道には違いないのです。一般的な英会話は英語力向上にはなっても、TOEICのスコアアップには直接的にはリンクしていません。
やるべき勉強
次に、やるべき勉強方法についてみていきましょう。
ここでは公式問題集を使った勉強の方法について整理します。
ポイントは3点、「おぼえるまで解く」「細分化して解く」「シャドーイング」です。
3つと言うととても簡単そうですが、クリアするには根気と体力のいる作業になります。心してかかりましょう。
おぼえるまで解く
公式問題集には2セットの問題が入っています。それぞれをおぼえるまで解いて復習します。1セットごとにやることはこちらです。
1. 公式問題集を時間を計測して普通に解く。自信がない問題は△か×マークをつけておく。
2. 答え合わせする。不正解と×マークの問題を時間無制限で再度解く。
3. 不正解と×マークの問題の解説を読んでおぼえる。
4. 不正解と△と×マークの問題だけ解く。間違えたら解説を読んでおぼえる。
5. 再度、不正解と△と×マークの問題だけ解く。間違えたら解説を読んでおぼえる。
7. 全問時間無制限で解く。
* △は少し自信がない問題、×は全然自信がない問題につけます。
これをだいたい2週間で1セットやります。2セットやると1ヶ月です。
同じ問題のセットを2週間ひたすら解いて、おぼえて、身に染み込ませます。
細分化して解く
大事なことの2つ目は、できるだけ日を分けて1日の分量を減らすことです。
例えば1日にリスニングとリーディングをやりきろうとしたら90分かかります。テストでもないのにこれだけ集中したら燃え尽きてしまうでしょう。
1日の勉強時間は長くても60分くらいにして、1ヶ月走り切れるようペース配分をコントロールしましょう。進捗が中途半端でも、遅れていても、無理に巻き返しはしない方がいいです。
1ヶ月というと短い気がしますが、ほぼ毎日続けるとスタミナが大事になってきます。長く走り切るためにもペース配分を最重要視しましょう。
計画としては平日に4日、休日は1日みておくと良いと思います。
それぞれ1日ずつはバッファや息抜きとします。予期せぬイベントは起こるものです。バッファがないスケジュールは無理があります。
また息抜きも大切です。1ヶ月とはいえ仕事もしながら休みなく学習するとパンクしてしまいます。普通の人間が実現可能な計画にしましょう。
シャドーイング
問題の復習と暗記ですが、英語の部分はなるべくシャドーイングすることをおすすめします。
リスニング問題もリーディング問題も口に出すことで覚えやすくなりますし、聞き取りやすくなります。
人間は五感を使って記憶すると、より記憶力が高くなると言われています。
そこで目と手だけではなく、耳と口も使うことでより記憶に定着しやすくなります。あまり音が出せない環境であれば、口パクだけでも良いと思います。
まとめ
ここまででTOEICスコアアップのポイントを整理しました。
これはわたしの経験から書いているので、本や雑誌など一般的に言われている内容と違っていてクセのあるものかもしれません。
あくまで自己流なので、もし共感していただけたら試してみてください。
この方法のポイントは、身体でおぼえてしまうことです。
期間が1ヶ月だと多くの問題集をこなしたり、文法のインプットまでやっている時間はない状況です。
たくさん手を出しすぎると全部中途半端になる、だからひとつに集中してマスターしてしまおうというコンセプトです。
私もこの方法で学習したときは、問題から答えまで頭の中にほぼ暗記しているレベルでした。英語力や英会話などということは一旦忘れてしまい、まずはTOEICスコアアップ、英語の実践的なお勉強はその後でも良いわけです。
よほどの資格マニアでもない限り、TOEICスコアを上げることがゴールではないはずですし、何度もTOEICを受けるのが楽しい人はいないでしょう。
海外赴任、留学、昇格、転職、いろいろ目的のための手段に過ぎないはずです。
どうしても避けられないけれど面倒なTOEIC、だからこそ回り道をせずに短期間でしっかりスコアを取れると良いですよね。
この方法、私が実際に知り合いに伝えてスコアアップしている人はいます。再現性がどこまであるかわかりませんが、気になったら試してみてください。
本当にスコアアップに繋がった、やり方を少し変えると良かったなど、フィードバックがあればお気軽にご連絡ください。
それでは、Good Luck!!
【おまけ】TOEIC対策書籍
公式問題集です。これだけに集中して繰り返しましょう。
最新の問題集をやり尽くしてしまいそうな場合はひとつ前のバージョンもやってしまいましょう。これでかなり安定感が出るはずです。
基本的に実施するのは公式問題集ですが、試験まで十分期間がある場合は土台作りとして単語を覚えても良いです。金のフレーズは公式問題集にフォーカスする前の年に何周か取り組みました。