山手線内側に1R家賃10万円以下で住むライフハック
こんにちは。今回はライフスタイル、都心ワンルームにコスパ良く住むためのお話です。
生活こそがお仕事のベース、多くの時間を過ごすわけなので住まいは大事。そういうわけで賃貸のライフハックのお話です。
ゆるふわな物件選び、というよりは結構ディープでリアルなお話になります。一番最後におすすめのエリアを具体的に書いていますので、楽しみに読んでみてください。
はじめに
まず簡単に自己紹介をします。
これまで東京に10年以上、賃貸物件を9ヶ所ほど引っ越した経験があります。ルームシェアもありますがほとんどがワンルームです。
山手線近くの場所だと新宿区、港区へ住んだことがありますが、いずれも家賃は7−9万円、相場より5万円程度安いところばかりでした。
これまでいろいろな物件に住んだり不動産会社さんと話をする中で見えてきたのが、条件を絞ればコスパ良くいい立地の場所に住めるということです。
よく「えっそんな都心に住めるの?」と言われることもありますが、実際に住めます。ただし、いくつか捨てるべき条件があるのです。
自分の中ではわりと当たり前のようにやっていた物件選びが、意外と役に立つこともあるようなのでここで紹介したいと思います。
何度か知り合いの物件選びを手伝ったこともありますが、特に一人暮らしのワンルームには良いアドバイスになるようでした。記事だけだと一般的な話にとどまりますが、家を探している方には参考になるかもしれません。
不動産会社ではありませんが、居住者としての目線のためリアルさがあるのではないかと思っています。
目指す条件とガマンポイント
「都心の新築マンションで安くて広くて綺麗で・・・」という物件があったらいいのですね、でもさすがに全部揃った物件はありません。公営住宅くらいです。
得るものがあれば失うものもある、ということでまずは条件を絞っていきます。私がよく選ぶ条件は以下のようなものです。
コンセプトは「コスパ良く都心に住まう」です。
目指す条件
あきらめるポイント
どんな物件を目指せるの?
目指す条件についてですが、便利な場所に住むための条件がメインになっています。山手線の内側は大抵何かの駅があるので駅徒歩20分なんていうものはほぼ無いです。
また、ワンルームはここでは必須条件にしています。1LDK以上になると急に家賃があがってきて、平気で15万円オーバーになるのでここもマスト条件です。
広さは8畳程度であれば結構な数が出ています。ところがそれ以上になるとかなり数が絞られます。ソファを置きたい場合は最低10畳は必要になってくるので広めでゆとりのある生活を送ろうという条件です。
そして大規模マンションという条件も必要になってきます。築古でアパートだと内容も古いものが多く、なかなか住む感じではなくなります・・・。なお小規模マンションもいわゆる「XXビル」といった個人名のビルが多く、管理もちょっとしんどいパターンが多い感覚です。
100戸程度の規模であれば管理人がいて清掃もされ、ゴミも24時間出せる、オートロックもついている場合が多いです。
これらを整理すると、「山手線内側のアクセスのよいロケーションで、ちゃんとしたマンションのちょっと広めのワンルームに安くで住む」ということになります。
家賃10万円以内と書きましたが、条件次第では7万円からも出ています。
あきらめるポイント
さて、どちらかというとここが一番気になるところでしょうか。
目指す条件を実現するために、いくつかガマンするべきポイントがあります。
まず、目指す条件から考えてみると、ヴィンテージマンションや事務所向け物件の二種類に絞られてきます。
築古というのは両方とも共通ですが、だいたい築40年程度になるとさすがにリノベーションされているものが多く、居室は築浅物件とほとんど変わらないものが多いです。
ただし、水回りや収納に工夫が必要な場合が出てきます。
初心者向け:ヴィンテージマンションの場合
まずはヴィンテージマンションの場合です、こちらは初心者向け。
基本的には建物自体は古いものの、人間が住むための設計になっているので大きく不便はないかと思います。
居室はリノベーションされていることが多いので綺麗ですが、水回りや設備がレトロなことが多いです。具体的には以下のようなケースです。
築浅物件に住んでいたら驚くことばかりなんですが、正直これを諦めない限りコスパはとれません。
物件によってはこの中のひとつだけガマンすればいい場合もあれば、もっと多い場合もあります、状況も物件によって結構変わってきます。
個人的には、水回りのトラブルは結構あります。多いのは詰まりですね・・・。居室はリノベできても、古い配管は手が入りにくいケースがほとんど、ただし賃貸ではオーナーに対応してもらえるので費用負担はありません。手間だけ惜しまなければ良いと思います。
他のポイントも、生活する上でクリティカルなものはないと思うので、あとは慣れと工夫ですね。
立地と設備、どっちをとるかですが、設備についてはIHコンロを買ったり、家具でなんとかできます、一方で立地は工夫でなんとかならないので、個人的には立地を重視するのが良いと思っています。
上級者向け:事務所向け物件の場合
続いて上級者向け、事務所物件です。
この場合はヴィンテージマンションのデメリットに加えて、必然と生活力の弱い物件になります。
つまりキッチンや水まわりは最低限、収納はほぼなく、洗濯機置き場も無い可能性が高いレベルの高い物件になります。
私も一度住んだことがありますが、意外と不便なく住むことができました。
収納はなかったのですが、隠せる収納やソファ下を活用して収めていました。
また、洗濯は手洗いか近くのランドリーに。
料理はせずに外食か持ち帰りのみ。
ちょっと極端ですが、一人暮らしでこの辺が割り切れればかなり良い物件になると思います。
長くは住みませんでしたが、期間を決めて住むのはおもしろいかもしれませんね。
まとめ
ご紹介した2パターンで物件を探していけば、立地の良いコスパ物件、いわゆる「山手線内側の1Rに家賃10万円以内」という生活が実現できます。
物件を見つけたら不動産会社にコンタクトを取って内見するだけです。内見の際には上述したようなあきらめるポイントをしっかり確認しましょう。
大事なのは実際の自分の生活をイメージすることです。家具をどう配置して平日や週末はどう過ごすか。それがイメージできたらあとは契約するだけ。お金を家賃にムダに使いすぎず、いい場所に住むことができます。
最後におすすめエリアリストです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後になりますが、間取りに関する面白い本をいくつかご紹介して、本記事は終了とさせていただきます。
住みたい家を考えながら、理想の間取りを考えてみる。至福の時間ですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?