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綺麗なアウトプットを作れるようになろうの話

こんにちは、コンサル転職の中の人、「コン転」です。

現在、事業会社などで勤務されていて、未経験でコンサル業界に行きたい方(就活生含)を主な読者の対象にして、noteを投稿しております。
(特に、今回の内容の想定読者層は、アソシエイト・アナリストなどのスタッフ(〜マネージャー)です。)

今回は、綺麗なアウトプットを作れるようになろうというテーマについてpostさせていただきます。

最近では「見栄えよりも内容だ」というツイートや「上司がアウトプットの体裁ばかりしか指摘してくれない。もっと内容を指摘してほしい」というツイートを目にする機会が増えました。

確かにアウトプットの中身は、プロジェクトを進展させるために重視されるべきですが、プロジェクトメンバー・クライアントからそもそものアウトプットの品質が担保されていると認識されるためにも、アウトプットの見栄えは重視されるべきです。
私は、以前コンサル業界にいた時に、短期間でエクセルシミュレーションを仕上げないといけないプロジェクトがあり、細かい部分が汚いままのエクセルシミュレーションを作ってしまった時には、上司から「アウトプットが汚いとエクセルの計算が間違っていそうで、信用できないんだよね」と言われました。

一度、プロジェクトの中でアウトプットが汚いと認識されてしまうと、プロジェクトメンバーから信用されにくくなります。逆にアウトプットが綺麗だと、周りから「Aさんはアウトプットが綺麗だよ」と評判になり、自分の知らないところでもプラスに働くことが増えます。

本noteを通じて、アウトプットの内容について議論する土俵に上がるためにも、アウトプットの見栄えが重要だと思ってもらえればと思います。
少しでも良いと思ったら、noteやTwitterでシェアいただけますと幸いです。

どうしてアウトプットの見栄えが重要なのか?

観点としては、3つの理由があります。

①プロジェクトメンバー・クライアントからの信頼を得ることができるため

②プロジェクトメンバー・クライアントがアウトプットにおける「イイタイコト」を容易に理解できるようにするため

③プロジェクトメンバーが資料のメンテナンスを容易に行うことができるようにするため

①については、冒頭で述べたとおりです。プロジェクトメンバー・クライアントから信頼を得ることができているコンサルタントは、皆、アウトプットが綺麗です。(優秀なコンサルタントは清潔感がある格好をしているというのと似た理由です)
アウトプットが綺麗な人全員が優秀なコンサルタントとまでは言えませんが、相手からの信頼を早期に得ておくと、マイクロマネジメントに出会う確率が下がったり、結果としてプロジェクトが炎上することも減ったりと、メリットづくめなので、ぜひアウトプットの見栄えは重視したいところです。

②についても、かなり重要な観点です。どれだけ品質が高いアウトプットを出せたとしても、それが誰にも理解されなければ、それは自分だけの「アート」で終わってしまいます。プロジェクトの目的は、クライアントメンバー・クライアントの企業価値増への貢献であるので、まずは、アウトプットが第三者でも理解可能かに注意するべきです。

③については、プロジェクト推進における社内側の体制に関する理由です。通常は、自分が持っているモジュールは全て自分が担当しますが、メンバーの入れ替えやモジュールの増加などで、自分が元々は持っていたモジュールを他のプロジェクトメンバーに担当してもらうケースが存在します。
この時に、そのプロジェクトメンバーには、自分のそこまでのアウトプットをもとにしながら、最終的なアウトプットを作成してもらいます。(自分も経験がありますが、)プロジェクトメンバーからすると、既存のアウトプットの意味がわからない場合だと、最終的なアウトプットを作るまでの工数がかなりかかってしまいます。(既存のアウトプットを理解しないで、自分でゼロベースで作った方が早く良質なアウトプットを出せる場合すらあります。)

アウトプットの見栄えを良くするためには?

自分一人で改善することができる方法と、他の人がいることで初めて改善することができる方法を記載します。

自分一人でできること

下記を意識すると良いと思います。

・そのアウトプットを一見した大学生が「イイタイコト」を理解できるか?

・そのアウトプットについて携わっていない同僚がそれを見て、1分後にそのアウトプットを用いたプレゼンができそうか?

・そのアウトプットを新卒で入社して1ヶ月の方が自然とメンテナンスすることができそうか?

要は、そのアウトプットについてよく知らない人でも理解できて、プレゼンやメンテナンスが行えるかを意識してください。
(余談ですが、私は、前職のスタッフ時代に上司から「小学生でもわかるようなアウトプットを作って」と言われたことがあるのですが、難しい概念を認知・認識能力(理解力)が十全でない小学生に理解させることは難しいと思っているため、簡便に大学生・新卒入社後1ヶ月のスタッフなどと言い換えて記載しています)

他の人がいないとできないこと

スライドライティングなどの場合は、上司が最終化したものと自分が最初に作ったものと見比べて、違いを言語化する

こちらの方が大事です。
まずは、優秀な上司と頑張って同じプロジェクトに入りましょう。そうすると、上司がプレゼン前にパワポを最終化する場面があると思います。この時に、最終化前のパワポを自身のパソコンのローカルに保存しておき、プレゼン終了後の夜にでも、そのパワポと最終化後のパワポを見比べてみるとかなり勉強になります。
上司は、基本的には自分よりももちろん優秀なので、両者で違いがある場合には、何か意図があって修正しています。そこを自分の力で言語化しましょう。(私は、過去、スタッフ時代にこれをやって力をつけました)

まとめ

今回は、綺麗なアウトプットを作れるようになろうというテーマについて話しました!

アウトプットの内容を見てもらうためには、まず外見からです。
プロジェクトメンバー・クライアントから変に減点されないようにするためにも、まずは「綺麗な」アウトプットを作ることを意識しましょう。

面白いと思った方は、noteやTwitterなどでシェアしてください!

それでは!

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