インフルエンサーが流行らなくなる時代
けんすうさんのブレスト会議で、インフルエンサーが流行らなくなる時代が来るというお話がありとても興味深かったです。これからは物を作りだすクリエイターが強いということで、クリエイターの皆さんの時代がやってまいります。
君は作品が作れるけど、作品を営業してくれる人がいないから売れないんだよと言われたことがあります。売れないのは僕の作品にも問題があるので、こればかりが原因とは思えませんが、でも僕の作品を紹介してくれるインフルエンサーがいたらなぁと思ったりしたこともありました。
僕は今、キングコングの西野亮廣さんやけんすうさんが言っておられるプロセスエコノミーを実践するため00:00studioを実践しています。
00:00studioは、作品の制作過程をライブ配信してくれるサービスです。
浦沢直樹先生の漫勉というNHK番組がありました。漫画家のペン入れを実況中継するものです。東村アキコ先生や、さいとうたかお先生などのペン入れが見れてとても楽しかったです。ほとんどの先生方は鉛筆描きがラフで、いきなりペンを入れて見事な絵を作るんです。間違えたらホワイトなどでどんどん消していきまた描く。それを見て真似しようと思い、鉛筆を入れないでいきなりペンで描いたらとても面白かった思い出があります。
今度は僕自身がペン入れを実況中継できる時代がやってきました。僕のペン入れは遅くてとてもお粗末なので、見ている方は参考にはならないとは思いますが、もしよかったら暖かく見守ってください。
このプロセスエコノミーですが、絵がうまくてテクニックを持っている人がいれば、プロセスそのものがパフォーマンスになるということです。つまり技術がすごい人は、その工程を見せれば、そのままインフルエンサーになる可能性が出てくるということでないでしょうか。