キャラの手が開いているか握っているか
前にキャラの走って逃げるシーンのアニメーション練習をしていて思ったのですが、確信犯的に逃げている時は、手のひらを握っていて、本人も予想外の展開の時、例えば逃げてて勢いついてこけそうになった時などは手のひらを広げたほうが雰囲気が出るかなと思ったのんです。
格闘シーンなどのファイティングポーズでは握ると開くの間あたりを描くと、これから攻撃するぞ、でも相手を軽くかわせるぞ見たいな表現ができて、かっこいいんですね。ブルースリーとかを連想してもらうとわかると思うんです。
風のファイトの冒頭で、いじめっ子が、風にやられて逃げるシーンは、情けない感じを出したかったので、手のひらを広げて逃げさせたんです。その手前に伸びている光太郎の手も開かせています。伸びているので握っているのはなぁと思ったんです。
その作業しているライブアーカイブはこちら
プロボクサーのサクラさんは、確信犯的に攻撃するので、握らせていますが、ファイティングポーズの時は、少し軽く手を開くことも考えています。
手ってものすごく表現するんです。その表現を手に入れたくて、手話を習ったこともあります。
ダンサーなどの体を使って表現する人は手が大きいといいという話をどこかで聞きました。手は難しいのですが、その表現ができると、絵で見せられるということがかなり可能になってきます。まだ僕も勉強中なので、手を描けるようになりたいです。
漫画家の深谷陽先生の講座で、手足を大きく描くとうまく見えると教えられたことがあります。
手足を大きく自信をもって描けるようになるにはもっとうまくならないといけないなと思っています。
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