文学しごと vol.10「やまがたクリエイティブシティレポート」
やまがたクリエイティブシティセンターQ1(キューイチ)で開催された国際会議へ参加しました。
映画分野のユネスコ創造都市は国内では唯一、山形市だけ。
「やまがた国際ドキュメンタリー映画祭」の隔年開催を中心に、映像制作のワークショップとかイベントも数多く開催しています。
https://www.yidff.jp/home.html
山形市は人口約25万人のまちで、東北初のプロの交響楽団である山形交響楽団があります。
これまで開催したスクールコンサートで、のべ300万人の子どもたちに演奏を届けてきたとか。
コロナ禍では、オンライン配信、地域の美しい風景や歴史遺産の中での演奏を行い、地域コミュニティを大切にしてきた楽団なんだと教えてもらいました。
https://www.yamakyo.or.jp
さすがドキュメンタリー映画祭のまち、動画が素敵。
こんなのつくりたいなぁ。
誰か一緒につくってくれないかなぁ…。(切実)
あと山形の人たちってなんだか魅力的な人が多いんですね。
なんかすごくいろんなチャレンジをしてるのに、疲れてないし、オーバードライブかけてる感じもなくて、でもひとつひとつの解説とか説明がすごく筋が通ってる。
出会った方の数が数人なので全体傾向が分からないけど、すげー人材の宝庫だったりするのだろうか。
たまたますげー人たちに会ったのだろうか。
はたまたワイが未熟なだけなのか。
Q1は「キューイチ」と読みます。
山形市立第一小学校という、山形駅から歩いて20分くらいのところにある小学校の古い校舎があって、それを改修して創造都市の拠点として整備したところです。
旧第一小学校なので旧一「きゅういち」、そして問いQuestionの1番目ということで、キューイチとのこと。
名前のストーリーだけでもう熱い思いが伝わってくる。
テナント貸しで小売店やレストランが入り、キッチンや会議室などのスペース貸しがあり、テレビ局のサテライトオフィスなどが入っています。
建物の改修っぷりが渋くて、耐震化のためのバッテンとかないけどちゃんと耐震化されてます。やればできる何事も。
市の所有している建物だけど、市の「普通財産」にして、賃貸借契約で株式会社Q1に有償貸与しています。
運営費として市からの支出はあるものの、収益の一部は市に戻す契約。
(株」Q1は、東北芸術工科大学の先生方が役員されてる会社。
ふむふむ、と。
現場で話を聞きながら考えるのは「我がまちでの再現性はあるのか?」で、類似点と相違点を見極めるために打合せで必要な材料を教えてもらうようにしてます。
建物、似てるよね、旧内山下小学校に…。
えーと、U1?
ユーイチ?
誰それ?