「異動することなったので言う楽しかったこと」こども園をつくる仕事をしています。vol. 48
こども園推進課丸4年にして、別部署への異動内示をいただきました。
異動先は文化振興課。
そろそろかなと思っていたところだったのでビンゴでした。
こども園推進課での4年間、大変なことも多かったけれど正直楽しかったです。
一番は同じ課のメンバーに恵まれていたこと。
苦難の旅もしっかりしたパーティ組めてれば大丈夫。
ドラクエと一緒。
こども園の仕事で死ぬことはないので、分からない時に分からないと言えたり、外でボロボロになった時に戻ってきたらみんなが愚痴を聞いてくれたり、相談したら周りの人みんなが相談に乗ってくれるというかアドバイスや自分のできる提案をしまくってくれたりとか、とても助かりました。
心強いとはこういうことか。
「どうなるか分からないから現状維持で」とか言うような人はいなくて、「実現するために何をするか」を常に考えているメンバー。
動いてない時はない時で、「いつまでほったらかしてんだ!」って各方面から言われるので、とにかくやってみないとヤバいってのもある。
上司と一緒に行った地元の屋外説明会。
「15分でさらっと頼む。」
と言われてたのに、2時間責められ続けた6月の炎天下。
地球温暖化を恨みました。
日焼け止め塗ってなかった上司が、翌日日焼けで真っ赤になって出勤したのを見て、笑ってしまったのはごめん。
地元の方のお話を、3時間お話を聞き続けたカフェテリア。
こちらからの説明時間はトータル10分だったのに「あなたたちの言いたいことは分かりました。」と言われた夕刻。
キツネにつままれたとはこういう時に使うのか、と思いましたとさ。🦊
仕事にまつわる知識面は、とても勉強させていただきました。
建築基準法。
建物を建てる時の建築許可や開発許可とかいう手続きなんて全然知りませんでした。
道路法も知りませんでした。
あと、農業用水の上に橋をかけるのがこんなに大変だとも知らなかった。
一敷地に橋はひとつしか架けちゃダメな原則とか、公務員試験の問題にはなかったよ。
保育・幼児教育のことも知らなさすぎた。
いわゆる発達障害のこととか、保育・幼児教育の現場での支援の現場とか、先生たちや保護者の方々の悩みとか、現場でお話を聞けたのは貴重だった。
辛い思いをしている人、辛い思いをしてきた人に何ができるか、これから辛い思いをする人を増やさないために何ができるかを真剣に考え続けた4年間でした。
知らなさ過ぎて関係各所に迷惑をかけたけど、時に優しく時に厳しく教えてくれた皆様本当にありがとうございました。
効率的ではなくても、愚直にまっすぐ取り組めばそれを見てくれてる人は必ずいるんだと感じることができたのも宝。
こんなに役得な仕事はないな、って思う43の春。