アイドル好きだけどアイドルにはならない。
こんにちは、べこと申します。
元々別のサイトでブログをつらつらと書いていたのですが、内容別に分けてみようと思い、今回noteで初めて記事を書いているという次第です。
初めての記事なので軽く自己紹介をさせていただきます。
べこと言います。午年生まれの19歳です。現在大学生です。郷土玩具の赤べこが好きなことから、べこというハンドルネームを使っています。
アイドルが好きで、株式会社DD所属の男性アイドルさん、ハロー!プロジェクトのアイドルさんをメインで応援しています。他には、厳密にはアイドルとは言われていませんが、スターダスト所属の男性グループを複数応援させていただいています。
アイドル戦国時代、と近頃言われているのをご存じでしょうか?
メジャーと言われるアイドルからご当地アイドル、地下アイドルなどなど…。
女性グループだけでなく男性グループも含めれば、今日本にはかなりの数のアイドルグループがあります。グループだけでも多いのに、そこから具体的にアイドル人口(人数)まで数えようと思ったらそれはもう気が遠くなるでしょう。数えている間にもアイドル人口は変わっていくわけですから。
「猫だって杓子だって名刺を作れば即アイドル」
活動休止されたBerryz工房さんの「普通、アイドル10年やってらんないでしょ⁉」という曲の出だしの歌詞です。この曲のリリースが2014年。世間で人気なアイドルといえば乃木坂が台頭してきながら、前年に「恋するフォーチュンクッキー」をリリースしたAKB48の勢いが世間の認識ではまだ強かった頃ではないでしょうか。
私はこの「普通、アイドル10年やってらんないでしょ⁉」が大好きです。
MVは彼女たちのデビューシングルからのアーティスト写真が壁に貼られているカットから始まります。そしてダンスショットがフェードインします。衣装は私服風でバラバラです。髪色も背丈もバラバラで、個性あふれるグループだと言われた彼女たちらしいです。
2番の歌詞が特に好きなのでAメロとサビの歌詞をそのまま引用します。(J-Lylic.netより)
モデルしたい 女優したい
あれこれしたくもなるけれど
雑念は禁物よ
勘違いしたらそこまでよ
アイドル10年やってらんないでしょ!?
デビューしてからも「山」「谷」あり
辞めたくなって真夜中ずっと
涙した事もあるんだけど
アイドル10年やっちまったんだよ
簡単そうに見えちゃう職業
それでもやっぱ歌えば官軍
これでよかったと感極まって涙しちゃう
やっぱり アイドル I love it!
アイドルをしながらモデル、女優などなど、マルチに活躍される方々は今ではたくさんいます。その方を否定するわけではありませんが、アイドルは「アイドル」として消費されることが大半です。そこでチヤホヤされているからと言って卒業して一歩その外に出れば、その時いたファンがどれだけついてくるかわかりません。その後女優やモデル、タレントとして成功できるのもまた、一握りなのです。
アイドルはただ歌って踊って握手して、簡単な職業だ。歌が口パク云々ならなおさら。なんて意見を言う人も非情にも一定数いると思います。また、アンチや深く知らない人以外にも、オタクから否定的な意見を言われることもたくさんあったと思います。体型のことについてやメイクについて、髪色について。つらいこともあって、恋したい盛り遊びたい盛りの10代をアイドルに捧げて、「やっぱり アイドル I love it!」と歌う彼女たちの言葉の重みは彼女たちだからであり、この歌詞を書くつんく♂さんだからのものです。
アイドル、って一口に言ってもどこに力を入れているのか、どういったコンセプトで活動しているのかによってその形はさまざまです。
私の好みで言えば、基本的にパフォーマンス主義で、そこに+αの要素として楽曲の好み、顔の好みが入ります。推しは基本的にフィーリングで選びます。気づいたら好きになったり、惹かれる人が推しです。1番好きなのはハロー!プロジェクトのアイドルさんですが、他のグループはラストアイドルさんが好きです。楽曲は、カッコいい曲も好きですが、最近は可愛い楽曲が好きです。そして、可愛い楽曲の似合う人を応援したくなる傾向にあります。
これはアイドルに何を求めているかに結びつく話で、私の場合、アイドル、特に女性アイドルに求めるものは「手の届かなそうな偶像感」です。
アイドルがトイレに行くこともわかっている、表ではニコニコしているけど裏ではそうではないかもしれない、そんなことはわかっているんです。
そのうえで、ステージ上、ブログ上ではそういった姿を見せないでほしい。ファンの前に立っている場所では、「アイドル」でいてほしいんです。人間であることはわかっています。でも、人間だからそういうことしたくなるだろう、年ごろなのだから仕方がないで済まされてはいけない。
このような理想を抱いていて、2次元のアイドルを推せば解決するのでは?と思ったのですが、私は生きたアイドルを応援したいのです。これは2次元のアイドルが生きていないという話ではなくて、誰かによって設計されたコンテンツではなく、生身の人間という同じ世界線の中に生きる安定しているようで儚い存在であるアイドルを推したいのです。伝わってくれ。
だから、私はアイドルになれない。
私は、そこまでプロ意識を高く保てないから。
私が大好きなアイドルは、元カントリー・ガールズ/アンジュルムの船木結さんです。数度の卒業延期の末、2020年12月にハロプロを卒業しました。
彼女のパフォ―マンス、顔、声のすべてが好きです。可愛い曲もカッコいい曲も歌いこなし、踊りこなす彼女。彼女の活動はまさに、私の理想のアイドルに限りなく近かったのです。彼女の目標であったももち、嗣永桃子さんも私の理想のアイドルです。
私自身、年齢だけ見ればまだ未成年で、顔もある程度の土台があれば自分の努力次第で何とかなると思っているし、スタイルに関してはそれこそ自分の努力次第です。
でも、無理です。アイドルになれません。生半可な気持ちでアイドルにはなってはいけないと思っています。
中学生の時からアイドルが好きで、アイドルを応援するだけでなく、アイドルになりたいと思ったことも何度かありました。でも、結局諦めています。1人カラオケで歌って踊るだけで十分です。再三書きますが、アイドルの理想が高いことに加えて、私がそういうところに意志の弱い人間であることが大きな原因です。
これからもアイドルを一オタクとして応援していきたいと思います。思い付きで書くのでどういう締め方をするかいつも悩むのですが、今回はドルオタ継続ということで締めさせていただきます。
勢い任せに書いた拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。
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