駐在家族あるある#1〜うちの子天才!?〜Part2
Part1では駐在あるある話として、
「日本の子ども達がイギリスの学校で大活躍する」という話をしました。
日本の幼児教育や習い事では、基礎からしっかり教えられます。たくさんの練習量をこなしている日本の子どもたちは海外から見てもとてもすごいのだと思います。
でもプロスポーツとなると海外のチームの方が圧倒的に強いですよね。
大人になると力が逆転してしまう。これがとても疑問でした。
でもイギリスでの生活でなんとなくわかってきたことがあります。
そこにはイギリスの「褒める」教育が関係しているのではと思います。
イギリス人に嫁いだ日本人の友達の話です。
お子さんがトランペットを習っているそうで、でも腕前は全く上手ではないと彼女は言います。ですが、旦那さんや親族の方はみんな息子さんの演奏を聞いて「ベタ褒め」するそうです。
そこで彼女が「もっと練習頑張らなきゃ!」なんて言うようなら「鬼嫁か」と言うくらい家族から非難されるそう。。。
イギリスでは、褒めて褒めて褒めまくる教育方針なんでしょうね。レベルがどうとか上手だ下手だの前に、その子が今できていることを全力で褒める。
これは学校の授業でも、通っていた息子のラグビークラブでも感じました。
できたことを褒める。失敗してもチャレンジしたことを褒める。
学校でも、発言をしたり、何か上手にできたことがあると、先生がメッセージカードをくれました。
そうした小さいことでも
「たくさん褒められて育った子ども達は自己肯定感が高い」
と最近の育児書には当たり前のこととして書かれていますよね。
たくさん褒められる。
そうすることで自信を持って何度もチャレンジができる。
どんどん好きになる。
どんどん上手くなる。
だから結果、みんな辞めずに続けていく。
それが大人になっても続いていると私は思いました。
たえとばスポーツ。
子どもたちが辞めずに続けると、競技人口が多いので国や協会の財政支援もあり、
それがプロ育成に大きな関係があるのではないかと思いました。
どうしても、自分の子どものことを人前で褒めることって抵抗ありますよね?
謙遜してしまってついけなしたりしてしまいませんか?
これ、海外ではかなりよくないことと捉えられてしまいます。
お子さんを人前でうまく褒められないって方。
海外にいる時がチャンスなんです!
しかも英語や他の言語だったら、ちょっと褒めやすかったり、普段自分が使わない表現ができたりしませんか?
それに「現地の人にどう声かけていいかわからない」と言う時にも褒めるっていいんですよね。
"I like your bag. Where did you get it?"
"My son likes your son very much. He is so kind."
"Your house is lovely! "
Great! Amazing! Awesome! Gorgeous!
あげればキリがないですが、褒め言葉の単語はたくさんあります。実際に私もたくさんこんな素敵な言葉をかけてもらいました。
なので話すことが見つからないって時は、こう言うことから始めるのもおすすめです。
今回のように、海外生活でのちょっとしたお話から使える英語まで、色々ふまえながら英語コーチングを提供しています。
先ほどの褒める時に使える表現などの後に続く会話をもっと広げていけるように
アドバイスしながら一緒にトレーニングもできます。
ご興味ありましたらコメントくださいね。