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【考察】俺たちのニューヨーク≒リヴァプール説〜サッカー好き目線のお笑い論

はじめまして。

5歳の息子が「お前らがいるから笑顔になれる♪」と口ずさみ、1歳の娘はエレパレの曲で踊るような家庭を細々と営んでいる、アラサー会社員です。

昆虫好きな息子にはオリジナルのTシャツを着せ、夫婦揃って子の似顔絵をプリントしたiPhoneケースを使うなど、我々家族は立派なエレパレです。

●noteの目的

私自身が「なぜニューヨークにはまったのか」を検証することで、屋敷さんと嶋佐さんおよびコンビの魅力が少しでも誰かに伝わることを目的としています

●考察:ニューヨーク≒リヴァプール(英国のサッカーチーム)説

俺たちのニューヨーク」という言葉が、私の2020年の新語・流行語大賞だ。

私が初めて聞いたのは、公式Youtubeチャンネル内で2020年冬から配信されている「ニューヨーク大好き芸人」シリーズである。(屈指の胸熱回であり、ニューヨーカーの入門編に適しているので、興味を持ち始めた方にぜひご覧いただきたい)

「俺たちの◯◯」というフレーズがこれほど当てはまる芸人が他にいるだろうかと考えたが、一向に思い浮かばない。

そこで私は、1つの説にたどり着いた。

それは、ニューヨーカーが「俺たちのニューヨーク」と言いたくなる感情は、ちょうどサッカーファンがリヴァプールに対して抱く感情と似ているという説だ。

リヴァプールは最近こそプレミアリーグやUEFA CLの王者に君臨する強豪だが、実力はあるのに成績が振るわなかった過去からもずっとファンに愛されてきたチームの印象が強い。ファンにとっては今も昔も「俺たちのリヴァプール」なのではないか。

さらに具体的に言うと、お2人は2008年頃に活躍したレジェンドに重なる。

屋敷さん=スティーブン・ジェラード 嶋佐さん=フェルナンド・トーレス

ジェラードは強烈なキャプテンシーや弾丸ミドル、トーレスは爆発的なスピードやアクロバティックなゴールといった際立った個性に加え、コンビネーションの良さでも非常にインパクトを残した2000年代を代表するMF&FWのユニットである。

屋敷さんは、関西弁の強烈なツッコミやワードセンスといった武器に加え、先輩後輩および東京と大阪といったお笑い界全体を見渡す視野の広さ、社会人経験に基づく業界知識など、お笑い界のフィールド全体でダイナミックに活躍できる点が、ジェラードを彷彿とさせる。

嶋佐さんは、エミネムと見紛うような日本人離れした外見に、ネタにおけるボケやインスタものまねで見せる変幻自在なカメレオン俳優感、音楽やプロレスへの深い造詣、おまけに英会話という飛び道具もある点で、全盛期の「神の子」トーレスを彷彿とさせる。

そして何より、話し合って2人が面白いと思う漫才とコントを作り、Youtubeやテレビなどに2人揃って出演する姿はまさに「共闘」といった印象で、ジェラードとトーレスのコンビネーションを彷彿とさせる。

最近では屋敷さんは版画やMC、嶋佐さんは音楽(フェス芸人)やインスタものまねで個の力も発揮されている点も見逃せない。

上記のような観点から、私は芸人ニューヨークのお二人に対して、リヴァプールに対するものと似た思いを感じざるを得ないのである。

冗長になってきたのでまとめると、サッカーファンが「俺たちのリヴァプール」の優勝を願い続け、見事ヨーロッパの頂点にまで上り詰めたように、我々ニューヨーカーは、「俺たちのニューヨーク」がM-1やKOCで優勝し、お笑い界の頂点に上り詰めるサクセスストーリーの実現を願ってやまないのである。


終盤まとまりがなくなったことを反省し、いったんやめさせてもらいます。



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