切ない気持ちのゴミ捨て場の話。
どうも。BECKです。
切ない気持ちのゴミ捨て場
夜になると開きたくなる扉
HIPHOPクルーNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの同名曲のMACKA-CHINの名パンチラインである。
この曲自体が日本のHIPHOPクラシックであるが、特にこのパンチラインは有名だ。
切ない気持ちになる事って良くあると思う。
SNSで他人のキラキラした投稿を見た時。
仕事やプライベートでミスをしてしまった時。
何を頑張っても、うまくいかない時。
自分の容姿とか性格のせいで恋人が出来ないんだろうなぁ、と思ってしまった時。
みんなと一緒にいるのに、なぜか自分だけ孤立している様に感じる瞬間。
そんな切ない気持ちが湧いてきた時に、ゴミ箱に捨てれたらなぁ、って思う。
でも実際にはそんな便利なゴミ箱は無い。
ネガティブなことがあっても寝たら忘れちゃうという人もいるし、いつまでも頭から離れずに感情が頭の中でグルグルしちゃう人もいる。
私はグルグルしちゃう派だ。
どちらの人も(またはそのどちらにも当てはまらない人も)、その感情、場面、情景を含めて、その人の人生なのだ。
その気持ちを簡単に捨てられたら、その人の経験がどんどん無くなっていく事になる。
それではその人の人生はどんどん薄くなっていく。
切ない気持ちのゴミ捨て場は、実際には必要無いのだ。
ゴミ捨て場の代わりに、その切ない気持ちは誰かに話したり、SNSで共有したり、日記に書いたりすればよいのだ。
切ない気持ちは誰かと分かち合えば良いのだ。
切ない気持ちのゴミ捨て場はとても暖かい言葉なのだと思う。
どうぞよろしく。