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【初心者向けQ&A集】結局どの生成AIを使えばいいの?/課金した方がいいですか?/生成AIを使う習慣が身につきません

こんにちは。生成AIエバンジェリストのべちこです。

このブログでは、私が日常で生成AI(主にChatGPT)を使った事例を紹介しています。

最近、ブログを読んでくれた人から生成AIについてのご質問やご相談をいただくことが増えてきました。(ありがたいです!)

ただ、お声がけいただくときに、下記のように話し始める人が多いです。

「べちこさんほど詳しくないんですけど…」

「初心者でお恥ずかしいんですが…」

あれ…「今からでも遅くない!」を伝えたくて生成AIブログを始めたのに、私のブログはむしろ生成AIを難しく感じさせてしまっているのだろうか??

そこで、生成AIエバンジェリストとして、改めて「生成AIの最初の一歩」を踏み出すお手伝いをしたい、と思いました。

「ChatGPTやPerplexityのアプリを入れてみたけど、うまく使えていない…」
「触らなきゃと思ってるけど、結局触ったことがない」
「一度使ってみたけど、回答がいまいちだった」
「何となく使いこなせている感じがしない…」

こう感じる方もまだ多いと思います。そんな方からよくご質問されることをnoteにまとめていこうと思います。内容は回答時点のものであり、かなり個人的な見解を含みます。一意見として参考になれば嬉しいです。


Q1:結局どの生成AIを使ったらいいですか?

A1:おすすめは検索系AI+汎用系AI(+予備)です

まだあまり生成AIを使ってない人にお勧めしたいのは、以下の2種類です。

  • 検索系AI(Perplexityなど)…Google検索代わり

  • 汎用系AI(ChatGPT・Claudeなど)…それ以外

普段、調べものをするときにGoogle検索を行う人は多いと思います。「これ調べたいな」と思ったときに、Google検索代わりに使ってみる、が普段の生活に一番取り入れやすい使い方だと思います。各種サイトから情報を集めてくれるので、正確性も担保しやすいことがお勧めの理由です。

上の検索代わりの使い方が「正解を探す」使い方だとしたら、「正解にこだわらなくていいもの」はChatGPTなどの生成AIと対話してみることがお勧めです。ちょっとしたおしゃべりをしてみる、悩み相談をする、気になったことを何でも聞いてみる(検索系AIと似た使い方)、メールを代わりに作ってもらう、英語の勉強に使ってみる…と用途は書ききれないくらいあります。(画像・イラストを作成してくれるものもあります)

検索系のAIは、Perplexity(パープレキシティ)が有名です。他にもGenspark(ジェンスパーク)やFelo(フェロー)などもありますが、まずはPerplexityに使い慣れてから、他のも使ってみましょう。

検索系AIのオススメ

■ Perplexity ←オススメ!
https://www.perplexity.ai/

■ Genspark
https://www.genspark.ai/

■ Felo
https://felo.ai/ja/search

汎用系AIはChatGPT(チャットジーピーティー)が有名です。他にもClaude(クロード)、Gemini(ジェミニ)がよく聞く生成AIですね。慣れないうちはChatGPTを触ってみるのがオススメです。そして、ClaudeやGeminiも使える状態にしておくこともおススメしたいです。

なぜかというと、ChatGPTはニュースに取り上げられるようなアップデートを度々発表しますが、その前後のタイミングで、たまに使えなくなることがあります。アップデートの調整や、ユーザーの利用が集中することなどが原因かと思いますが、その際にChatGPTだけ使っていると困ってしまうので、予備として他の生成AIも使えるようにしておいた方がいいと思います。

汎用系AIのオススメ

■ ChatGPT←オススメ!
https://chatgpt.com/

■ Claude
https://claude.ai/new

■ Gemini
https://gemini.google.com/app

ちなみに、私はChatGPT & Perplexity も使いますが、最近はClaude & Felo の組み合わせで使うことが多いです。では、なぜオススメをChatGPT & Perplexityにしているかというと、有名だからです。

最初の内は、ちょっとしたことでつまづきやすいものですが、有名で利用者が多いということは発信者も多く、検索した時の解決策にたどり着きやすいと思います(検索した時に情報量が多すぎる、という懸念もあるっちゃある)。

まずは、メイン生成AIとしてChatGPT & Perplexity を使い、慣れたら他の生成AIも試してみて、お気に入り生成AIを見つけていきましょう。


Q2:課金したほうがいいですか?

A2:最初は無料版で十分です!

有料版(ChatGPT Plusなら月額20ドル≒3,000円)には以下のような特徴があります:

  • 回答が早い

  • より正確な回答が得られる

  • 画像生成ができる(無料版でも1日1枚生成可能 ※2024年12月時点)

  • GPTs(プロンプトを仕込んで繰り返し使える機能)が使える

でも、まずは無料版で生成AIを使うことに慣れましょう。そして、「自分に合うかどうか」「どんなことができるか」を試してみることをおすすめします。

自分がよく使う使い方が見えてくると、無料版では物足りなくなってきます。それから課金を検討してみましょう。

もしくは、「この1ヶ月で判断する!」と覚悟を決めて、1ヶ月分課金して判断するのもありです。

ちなみに、私はChatGPTとClaudeに課金して、noteのイラスト&文章作成に活用しています。用途が明確であれば、さっさと課金して使いこむのもありですね。


Q3:生成AIを使う習慣が身につきません

A3:環境作りとトリガー決めから始めましょう

「生成AIを使わなきゃいけないとは思ってる。けど、つい使うことを忘れてしまう」というご意見もよくいただきます。新しいことを習慣づけるのは難しいですよね。

「使いたいと思ったらすぐ使える」環境作りと、「〇〇があったら使う」のトリガーを決めることをご提案します。

環境を作る

  • PCで使う場合

    • お気に入りに入れておく

    • デスクトップにショートカットを置く

    • サイドバーにショートカットを固定する

    • デスクトップアプリをインストールする

  • スマホで使う場合

    • アプリをトップ画面のすぐ使える場所に置いておく

トリガー決め

  • 使う時間・タイミングを決める

    • 朝起きたら・・・今の気分を入力して整理してもらう

    • 仕事の開始前に・・・今日の仕事の最優先事項の進め方を相談する

    • 夕食作りの前に・・・今日の夕飯のメニューを相談する

  • 「〇〇があったら」を決める

    • Google検索したくなったら・・・(生成AIで)調べる

    • 仕事で手が止まったら・・・タスクの全体像と進め方を相談する

    • 職場・家族のコミュニケーションに困ったら・・・とにかく話を聞いてもらう

上記は、ほんの一例です。もし、生成AIを使いたいと思ったときに10秒以上かかるのであれば環境の見直しから始めましょう。どこで生成AIを使えばいいかわからない、という状態であれば、時間・タイミングなどのトリガーを事前に決めてしまいましょう。


まとめ

今回はよくあるご質問から3つ取り上げてみました。

  1. 結局どの生成AIを使ったらいいですか?

  2. 課金した方がいいですか?

  3. 生成AIを使う習慣が身につきません

何か新しいことを始める時は、最初の一歩が一番大変ですよね。最初の一歩を踏み出し、生成AIを日常的に使う人が増えることは、個人的にはとても嬉しいです!

また、質問をいただいたら別途noteにまとめていこうと思います。よろしくお願いします。

本日のイラストプロンプト

本記事の見出し(の右下のイラスト)は、ChatGPTを利用して作成しました。そのプロンプトを紹介します。参考にしていただければ幸いです。

A cozy illustration of a penguin sitting on a small cushion, wearing a warm hat and holding a steaming cup of coffee. The penguin looks relaxed and content, enjoying its drink. The scene is depicted in black and white line art with minimalistic and clean lines. The background is completely white and transparent, emphasizing the cute and cozy focus of the penguin and its details. Suitable for a small-sized image.

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