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アメリカのスーパーでお買い物 ~野菜・フルーツ編~ #004

スーパーに入って最初に目に付くコーナーは野菜・フルーツ等の生鮮食品, という導線は万国共通なのだろうか.

体のことを考えると, やっぱり野菜が食べたい.
("蒸籠で野菜を蒸してゴマだれにつけて食べたい"というのが本音だが, 残念ながら蒸籠は日本に置いてきてしまった.)
ということで今回のトピックは野菜・フルーツです.


野菜もフルーツもむき出しで陳列

日本のように1つ1つがビニールで包装されている・パックに入っていることは基本ない.
(同じ種類が何個も入っている状態のものはパックで販売されていることはある)
見事なまでに整理されて並んでいる姿は壮観である.
鮮度保持等の機能があるのだろうが, どんなにパックされていても最終的に捨ててしまうからもったいないな, とぼんやり感じていた日本の生鮮食品における過剰包装. アメリカのようにむき出し陳列スタイルに, 次第に移行しても良いのではないだろうか.

Jack-o'-lanternって本来これで作るんだなと
感銘を受けました

量り売り商品の重さを伝える単位は"ポンド"

これまた日本では慣れない単位. 1ポンド(1lb)と聞いて直ぐにキログラムに換算できる方, すごいです.
※1ポンド=0.456kg=16oz
なぜポンドがlbという単位なのかというと, 昔は質量を測る時に天秤を使用していたのが由来らしい. (天秤はラテン語で"libra")
"○○ libra pounds"と言っていたものが次第に省略されて"pounds"と呼ばれるようになったが, 記号はlibra由来のlbのまま, という経緯がある. ややこしすぎる.

またEAという単位も使われているがこちらは"Each"の略である.
(例: ネットに包まれたじゃがいもに$2.39 EAと記載がある=じゃがいも1袋あたりの値段が$2.39)

びっしり整列している林檎.
このお店では, "1lb/$○○"とポップがあるものは
右下にチラ見えしている秤で測る.
自分の手(中指先~手首: 約16cm)よりも
遥かに大きいスイカ.
美味しいのだろうか…ドキドキ…

【おまけ】カボチャって"Pumpkin"じゃないの?

今の時期はHalloweenが近づいているからか飾りつけ用のカボチャも沢山並んでいる.手のひらに乗るくらいの小ぶりなサイズから, 胸の前で両手で抱える程の大きなサイズまである.
カボチャは"Squash(スクウォシュ)"とも呼ばれていて, 「あれ, Pumpkinじゃないのか?」と思い調べたところ, このような違いがあるらしい.


Pumpkinとは:

ざっくりいうとSquashの1種. 皮が黄色もしくはオレンジ色の大きいカボチャのみを指す. 食用にはしない.
(※オーストラリア等では緑色のカボチャも"Pumpkin"らしいのでご注意を)
しかしカボチャを使ったスイーツやカフェの期間限定ドリンクは"Pumpkin ○○"という名前で売られている不思議…

これぞPumpkin

Squashはなんだろうか:

とにかく種類が豊富.
代表的なものとしては, 薄い橙色をした瓢箪型の"Butternut Squash"から, 中身の繊維がスパゲッティに似ているらしい"Spaghetti Squash"が挙げられます.

Butternut Squash.
冷製スープにもってこいなお味らしい.
Spaghetti Squash.
最初見た時はキンショーメロンかと思った.

ちなみに日本のカボチャは"Kabocha Squash"という名前で売られています. カボチャの煮物, 買って作ろうかな.


昨日初めて知ったが, 夫はカボチャは嫌いではないが苦手とのことだった. そして人参が嫌いらしい.
今までそんな素振り全く見せなかったので衝撃的だった. 他にも, 食べればするけど好き好んで食べはしないという食材もいくつかあり, 結婚以降次々知る新しい面に驚いたとともに, 意外と偏食(というか単に好き嫌いが多いだけなのか)だなと思い始めた.

それではまた次回!

秋を感じたくて鮭のホイル焼き.
非常に肉厚, そしてほくほくで
少しの醤油とバター1かけでとろける味わいでした

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