You are the cause of our euphoria. 愛おしいジョングクへ
皆んなジョングクのことが大好き。ジョングクを見るとそう言いたくなる。
防弾少年団にとってのマンネ、みんなの宝物。
そんな彼の魅力を、地球の片隅から紐解いていきたい。
(私が書くのは、宇宙いっぱいにある魅力の、ほんの一部分だけである。)
Euphoria
Euphoria : イタリア語で「幸福感」を意味する言葉。多幸感 。
皆んなの大好きな歌、Euphoria。
ジョングクはBEのインタビューにて、今まで歌ってきた中で自分の声が一番気に入った歌は?と聞かれ、「Euphoria」だと答えていた。
昔の幼い声と今のある程度安定してきた声のちょうど真ん中にいる状態だったと。
"You are the cause of my euphoria"
"君こそが僕の幸せだから"
Euphoriaの歌詞にあるように、ジョングクはみんなにとって、まさにEuphoriaを誘発する存在のように思う。つまり、多幸感で包んでくれる人。
SYS Final、ソウルで見た空を舞うジョングクは、まるで王子様みたいだった。
本当に "君のことだよ" と訴えかけるように、悪戯っぽい表情でこの部分を歌っていた。
そして、Euphoria繋がりで印象深いのは「Bring The Soul」にて映されていた、公演後の裏で、
"Euphoriaの音を1つ外した"と悔やんで泣くジョングクだ。
そこには、"誰も分からないくらいだよ"と慰めるジミンちゃんや、自分もI'm Fineでずっとリズムが遅れていたと声をかけるヒョン達がいた。
ジョングクは、悔しさで公演がもう1回できそうだと話した。ジミンちゃんはそんな彼の手を引いて車に向かい、顔に少し余裕が戻ったようなジョングクを見て、"生き返ったみたいですね"と優しく笑っていた。
一方DOCUシリーズでは、"誰かが僕のことを理解してくれるのは限界があるんだな" そう思って涙が出たと語ったジミンちゃんの話を、うんうんと聞きながらお肉を頬張るジョングクがいて、なんだか私はそのジョングクがとても好きだった。
情熱と完璧の狭間で
Weverseマガジンでは、黄金マンネと呼ばれるジョングクの、完璧主義とも言えるようなストイックな一面がこれでもかというほど出ていた。
"「Dynamite」の次の「Butter」でもっとうまくいったので、グループの成長に追いつこうとしてプレッシャーを感じてしまうのが、僕の性格みたいです。BTSはすごくかっこいいグループなのに、自分がBTSほど成長できていないというプレッシャーとでも言いましょうか。"
アーティストとして皆さんに見せたいイメージはありますか。「これが今のアーティストとしての僕だ」と言えるような。
" まだ今はそういうことを考えるような段階ではないと思います。自分はこういう歌手になりたくて、本当に上手な人になりたいという包括的なものはあるんですけど、自分が今どんな歌手かということは想像もしたことがありません。(中略) 自分がいくらBTSで、スタジアムツアーをしていても、果たして僕が他のアーティストより優れているのか? そんなことを考えます。そうしたら改めて気持ちを引き締めるようになりますし。"
ご自身に少し寛大になってもいいのではないのでしょうか。
" いいえ。僕は将来について一日に何度かは考えないといけません。例えば、僕も一日をただいい加減に過ごす時もあるんですけど、そういう時にいつもものすごく後悔します。(中略) 歌でも趣味でも上達しなければならないと思っています。今よりもっと高く、もっとたくさん。"
何でも卒なくこなすと、色んな場面で言われるジョングク。実際に、運動能力から絵を描くこと、写真を撮ること、映像等を手掛けるセンスまで、本業以外にも多くの事において多才である。
だけど彼はいつも謙虚すぎるほどに謙虚だ。ARMY万屋にて、得意なことは?というプロフィール的な質問にさえ、"ない"と答えていた。
それも、謙遜ではなく本当に自分のことをそう思っているような、またはそう自分を律しているようなのが、これまで色んな場面で垣間見えていた。
また、最近のインタビューでは、多くの事を始める時でさえ凄く考えてから手をつけると話していた。
自分自身の理想と現実の闘い、果てのない完璧が生むジレンマ。
好きなことに触れることは、日々の癒しや救いとなる時もあれば、生きることを複雑にするしがらみとなる時もある。
そしてジョングクのように、全世界から見られている公的な人間の持つプレッシャーは計り知れない。私たちが見ているものですらもほんの一部分、あくまで"見せて貰っているもの"だけなのだ。
ジョングクは色んな場面で、本当の自分自身とBTSのジョングクのイメージについて話している。
"人に思われる僕のイメージがすごく羨ましいです。僕自身に黄金マンネだと言ってくれますけど、僕はそう思わないで、そうなれるようにもっと頑張らなければならないです。"
-Break The Silence ep.5
-どんな風に思われていたいかという問いにて
" 結構やらかす末っ子。それでもいい子だ、BTSに必要な子だ。"
私達から見えるジョングクは健気でとても正直だ。
情熱の炎の中で、時にどこか危うく見えるような彼を、放っておけないのである。
マンネを担うジョングク
2021年のFESTAにてジョングクの役割を聞かれたジミンちゃんは、「つまらないかもしれないけど(ありきたりな答えかもしれないけどという意味で)、まさにマンネの役割だと思う」と答えていた。笑いを沢山くれて、まさにマンネの役割を果たしていると。
改めてこれにすごく納得する。そう、ジョングクは防弾少年団唯一無二のマンネだ。
ジョングクの、6人のお兄さん達に対する接し方は、それぞれのタイプ別に絶妙に合ったものであると感じることがある。
例えば防弾少年団の最年長であるジンくん。92年生まれのジンくんと97年生まれのジョングクは、防弾少年団における"長男"と"末っ子"という立場が逆転したような戯れ方をしているのをよく見る。ジンくんの気さくで飾らない人柄とジョングクの絶妙な対応能力(?)が相まって、良い意味での年齢差を感じさせない関係性が見ててとても好きだ。
(ジョングクにちょっかいをだし、することないんでしょとニコニコ言われるジンくんpic)
一方、93年生まれのユンギさん。ユンギさんは可愛い弟達をからかったりするツンデレな姿がよく見られるが、ジョングクは、ユンギさんの髪の毛を悪戯にわしゃわしゃしたり服を引っ張ったりしても(?)、自然のごとく許されているように感じるのは気のせいだろうか。ユンギさんの真似をしてみたりするジョングクは可愛くて、"兄貴と弟分" または"お父さんと息子"のような関係に見えることすらある。
(善意で教えようと出てきたらジョングクにペチペチされるユンギさんpic)
ジョングクが自身のロールモデルと語るナムジュンさんや、同じ94年生まれのホソクさんはどうだろうか。人を肯定する力を強く感じる二人と、その背中をまっすぐ見るジョングクは、優しく見守ってくれるお兄ちゃんと素直な弟のような感じが見て取れるのではないだろうか。
(ジョングクにお肉をあげにきたナムジュンさん pic)
※このあとジョングクは大きな口でお肉を食べてた
(ジョングクを優しく撫でるホソクさん pic)
(BEのジョングクインタビューにて、やりたいことがあるなら全部やってみればいい、実際にやってみないと分からないことも多いから…と話すホソクさんがすごくよかった)
そして、95年生まれのテヒョンとジミンちゃん。この二人はジョングクと友達のようでもあり、もちろんお兄ちゃんでもあり、戯れあったり、喧嘩のエピソードがあったり、誰かが泣くことがあれば寄り添いあったりしている。
(ところで、ジョングクが卒なくオチをつくるところが大好き)
ジョングクは、誰にとっても可愛いく愛おしい存在であり、また有難い末っ子なのである。
Happy Birthday!
防弾少年団にとっての唯一無二のマンネ、この世界にたったひとりのジョングク。
彼の笑顔はいつもみんなを多幸感で包んでくれる。
そんな彼が、いつまでも笑顔に包まれますよう。
寂しい夜や心細くなるような日は、なるべく少なくありますよう。
彼がどんな風に変わっても、または変わらなくても、新しい姿を見せる彼を応援していたい。
Happy Birthday!
私達の祈りは無数の紫の光となり、いつまでも彼を優しく守ることを願って。
You are the cause of our euphoria.
2021.09.01
あとがき
ブランクは空いてしまったが、ジョングクの記事を書くことができたので防弾センイル編を無事に完結することができて良かった…!
防弾用のTwitterを離れてから逐一文章化することは減ってしまったけれど、私に優しい言葉をかけて下さった方々がどうか穏やかな日々を過ごしていますよう。