2021.4.22 深夜
こんばんは、Sukuuです。
今夜は、「自分の本心を話そうとすると涙が出てしまう」という私の性質について話そうと思います。
私は「自己開示」というものが苦手です。もちろん得意な人はあまりいないかと思いますが、とりわけ苦手です。普段の会話は聞き役が多く、自分のことをあまり話しません。最近買った服の話だとか休日何しているかとか、そういったことは話しますが、「自分が思っていること」や「自分の本心」というものは滅多に話しません。何故なら、自分の核心を突くような話をすると泣きそうになってしまうからです。
これは私の生い立ちに起因していると思います。幼少期〜大学に入るまで、親や先生の話をよく聞くいわゆる「良い子」であったこと。セクシュアルマイノリティであり、それをなかなか周囲に開示してこなかったこと(大学時代からは基本的に周囲の人には話すようにしています。何故ならそうしないと自分が自分でいられる居場所が確保出来ないから)。そうした様々なことが相まって、自己開示をすることがとても困難な人間に育ってしまったのだと思います。
そしてどうやらこの性質は、私だけではないようです。ネットやSNSで検索すると、同じ悩みを持つ人がいらっしゃいました。
私がこの性質を持つ人に伝えたいことは、「ボロボロ泣いて話していてもあなた自身のことを聞いてくれる友人や恋人、周囲の人を大切にしてください」ということです。必ず、聞いてくれる人はいます。今そういう人がいないのなら、私に話してみてください。
そのたったひとりやふたりを、大切にしてください。でも、もしかしたらその人たちにすら話せないこともあると思います。私もあります。人間とは本質的に孤独なのだ、と泣きたくなる夜もあります。
あなたが思っていないだけで、きっとあなた自身を知りたいと思ってくれる人はいます。あなたの言葉を待ってくれる人がいます。まずはそんな誰かに少しずつ話してみることをおすすめします。
この「あなた」は全て「自分」なのだと思いながら、文章をしめるのでした。おやすみなさい。