もうひとつの「チュニジア」
高校生の時にアート・ブレイキーを聴いてジャズドラムを始めた自分。
同じ頃にこちらの演奏にも出会います。
好き嫌いは置いといて、ジャズを聴く人なら誰もが知っているはずの有名なアルバムです。
ドラマーはビバップドラムの重要人物、マックス・ローチです。
ブレイキーとは全然違うリズムに驚きました。おなじアフロのリズムでもブレイキーが「動」ならローチは「静」のチュニジアに感じられました。
そこでジャズは演奏する人によって同じ曲でも解釈が変わる、と言う事を知るわけです。
指揮者の指示を見ながら譜面通りに演奏する吹奏楽(個人の意見です。)からジャズへの興味がさらに出てきて、ますますジャズをやりたいと思い始めたものです。
小さい頃からJ-popもrockも好きになれなくて、吹奏楽をやっていると必ず演奏する流行りのポップス曲なんかでドラムを叩くのが嫌で仕方なかったのですが、jazzならやりたい、なんだったらjazzだけをやりたい...
数年後、社会人吹奏楽団在籍7年くらいの頃「jazzドラマーになるので、吹奏楽は辞めます」と言って、なんのアテもコネもなく飛び出しました...汗
そこから20年以上経って、僕はアマチュアjazzドラマーを続けています。