金曜日を待つ人生
明日から6月になる。今年度が始まってからもう丸々2ヶ月が経過した。
新型ウイルスのせいで、この2ヶ月のほとんどを自宅で過ごし、ようやく外に出られるようになったところで梅雨が来るなんて最悪である。
最近は仕事が終わる金曜のために、その日その日を頑張っている感覚がすごく強い。これは金曜に向かって全力で走っていく!みたいな良い意識ではなくて、ただただ金曜になるのを待っている、あまり良くない意識の方。
金曜さえ終えたら、土日が来る。休みである。仕事をしなくて良い。ただただ一日中自分の好きなことをすることが出来る。そこが月曜が始まってからのゴールである。そんな意識を持ちながら一週間を生き始めて、終える。そして次の一週間が始まるので、また同じような意識で生活している。
「金曜を待つ」生活なんて絶対に良くない。それはつまりやりたくない仕事を淡々とこなしながら、ただただ時間が早く過ぎることを願っているにすぎないからである。一週間のうち、5日は死んだように生きて、2日は自分らしく生きる。
人間が80歳まで生きるとすると、人生は3万日らしい。
粗品さんでもう3分の1を終えているのか、、、?
たった3万日しかないのに、2日のために5日をいやいや生きている人生なんて最悪すぎる。自分の意識の持ち方も、生き方にもうんざりする。
最年少のM1王者として、お茶の間に笑いを届け続けている粗品さんは、最高に素敵な生き方の途中で1万日目を迎えているのではないか。昨日の番組のネタもむちゃくちゃに面白かった。コンビとしても、ソロとしても期待を裏切らない粗品さんはかっこいい。なんの話だ。
私は、金曜を待つ生活を変えなければならない。さもなくば、金曜を待つ人生を生きて3万日目を迎えるとこになってしまう。その日その日を充実させる生き方がしたい。週5日働くことは問題ない。失敗して悔しい重いをいしたり、上司に怒られてへこんだりすることも良い。それを明日はこうしてやるぞ!と思える日々にしたい。今の私であれば、まああと4日働けば休みだしいいか、、、みたいな諦めにすぐ意識を向けている。良くない。
(調べてリプする優しい粗品さん)
就活時代、どこかの会社の社長が、明日が楽しみになる仕事がしたいと言っていた。早く会社に来たくなるような仕事を、と。仕事=しんどくて、大変そうなものという意識で就活をしていた自分にはあまり現実味のない言葉だった。でも、私は今ものすごくそういう生き方がしたい。
Youtuberの広告でのキャッチコピー、「好きなことで、生きていく」。
この広告が出た時、なんて素敵な言葉なんだと思った。好きなことで生きていれば、毎日をもっと充実させることができるんじゃないか。好きなことで生きていれば、ただただ時間が過ぎるの待つような、人生のもったいない使い方をすることがないのではと思う。ここでいう好きなことは、好きなこと(時には辛くてしんどいこともある)が隠れているとは思っているYO。
その中に少しでも「好き」があれば、きっと何かが違うんだと思う。今の仕事に、「嫌い」「辛い」みたいな、ネガティブな思いはない。ただ、「好き」という感情も少しもない。「無」なのか、、、?
今ちょっとやってみたい事があって、そのためにちょっと勉強したりしている。そのやってみたい事をもし仕事にできたら、金曜を待つだけの過ごし方を辞めることができるんじゃないかと考えている。どうせしんどい思いをしたり、落ち込むことのある日々なら、好きなことのためにその時間を使いたい。興味のないことのせいでネガティブな感情になりたくない。
これは自分への宣戦布告。金曜を待つ人生はおわりにしよう。ピュ〜〜ゥ
おわみ