日程終了(撮影会編)

どの企画も譲れなくて久しぶりに時間単位でのスケジュールで動くこととなった週末、全日程が終了いたしました。

だいぶ遅いんだけどようやく気分が落ち着いてきたので、撮影会編と追悼公演編の二部構成でレポートやらなんならしていきますよ。

こちらは撮影会編。

友達に誘われて参加した今回の企画、そもそもは友達が「この役は琥珀さんなら似合うはずだ」という話から始まって「ウィッグも衣装も準備するから着るだけでいい」という前提でして。

「それなら引き受けよう」と返事をしたものの、ウィッグや衣装の準備の大変さを知っている私としましては「それだけでは申し訳無いから」と久しぶりすぎて感覚がスッ飛んでるものの納得のいく仕上がりを追求したいと撮影まで奮起。

思いきり楽しみたかったし、友達の期待してるクオリティをきちんと出したかったんだけど…

だいぶ不満な結果になってしまいました!

まず運営よ!そこからだいぶアレだった!

今回の会場は撮影に使用するのは初めての場所ではあったんだけど、そもそも結婚式場だからそれほど苦労するようなところがあるようには思えなくて心配はほとんどしてなかったのよ。

企画としては複数の撮影チームが参加する合同企画でね、シチュエーション撮影をするときはこのスタイルのほうが経費が浮くから結構よくやるタイプの撮影会なんだけど。

ところが始まりからして大変だった…

更衣室がド狭くて参加者が入りきらないの!

ビックリした、結婚式場だから当然のこと広い披露宴ホールを所有していて人数的にも恐らくは更衣室代わりにそこを使うことになるだろうと思ってたのに現場に入ると全く違ってて。

新郎新婦が着替えに使うあろう部屋に通され、それはもう狭くて狭くて何を考えてるのかと。

私達、むちゃくちゃ大荷物なんですけど!?

撮影に使用する衣装/ウィッグ/小道具があってほぼ全員が撮影にはキャリーを持ち込むのよ、それをガバッと広げて準備に入るんだけど荷物を開けることすらもできないような狭さでね。

各々に地べたに座り込んで、少し動けばお互いの脇腹に肘を入れてしまうようなミッチミチの空間のなかで着替えることになってしまって。

なんかもう周りに謝りながら身動きも取れず。

私は勝手に披露宴ホールに長机を並べられてる場所で準備するもんだと思い込んでいたから、あまりに予定と違う出だしに阿鼻叫喚でした。

私も持ち込んだ鏡を広げることができなくて、なかなかメイクを開始することができずに結構な濃いメイクをする予定だから時間かかるのに一体どうすればいいのか分からなくて困惑。

しかも衣装は当日に合わせることになったから自分では着方を知らなくて、当日その場で共演の人に着付けしてもらう予定になっていたからむちゃくちゃ焦りまくった。

結局は着る順番だけ指示をしてもらって自分で着ましたよ、髪型的に自分では見えない部分がかなりあるから着方合ってるのか分かんなくて最終のチェックだけしてもらって。

加えて更衣室に入りきらなくて準備に入れない参加者が廊下に並んで待ってる状態だったからとにかく急がなければいけなくて、現場の照明を確認しながらメイクの微調整をする気でいたのに全然そんなことやってられる状態になく。

諦めて、なんとなくそれっぽい程度のとこまで仕上げたら更衣室を飛び出して場所を譲った。

案の定、照明に負けてメイクが飛ぶのなんの。

くそ…微調整できなかったことが悔やまれる…

教会のステンドグラスをバックに撮影することもできる会場だったんだけど、人の整理が全くできてなくて撮影できなかったシーンもあり。

それでも私達は入時間が早かったからまだマシなほうで、以降の時間だった人達は前の撮影隊に時間を押されて延々と待たされたそうです。

予定していたシチュエーションを撮れなかった人達がかなり多かったらしい、せめて何時なら撮影に入れるのか整理をしてくれたら撮影順を見直してコチラ側で効率良く進めるようにすることもできたのにさ。

しかも会場に謎のカメラマンが居たんだよね。

某局の腕章を付けたカメラマンが1人。

アナウンサーみたいな人も来ていて。

普通は事前に申し送りがあるのよ、それに同意できる場合にのみ企画に参加するんだけど今回は事前も当日も何の断りも入れられてない。

それゆえ(あれはなんだ?)と全員が困惑、私はゲスト的な参加だからそのへんのことは友達に全部任せてたんだけど友達も把握してなくて。

ともあれバンバン撮影を回していかないと順番があるから、許可してないカメラマンがその場に居ることを気にしつつも予定通りに撮影開始したんだけど。

うちのカメラマンにポーズ指示をもらいながら立ち位置を調整してたときに、後ろから某局のカメラマンが顔を出してきて「私も撮影してもかまいませんか?」て聞かれたのよ。

私、戸惑い。

ゲスト参加の私には判断ができなくて共演者に委ねたんだけど「どうぞ」と言ってたから、なら自分も付き合うしかないなとコチラ側のカメラも回ってることだし無視して撮影を続けて。

某局のカメラマンは撮り終えると「ありがとうございました」とだけ言って立ち去ったのよ、それかすごい違和感があって共演者にも「あれ撮らせてよかったの?」て聞いたんだけどさ。

「撮影すること自体はかまわないんだけど肝心の掲載許可の話をしていかなかったよね…その部分は気になるから経緯は見張る」とのこと。

普通はその場で相手から名刺を貰って、撮った映像をどこかで使用したい場合にはどうするというような交渉や相談があるものなんだけど。

某局のカメラマンはそれが一切無かったのね。

まあ運営とは連絡先を交換してるから、そこの話は後でもいいのかなー…て思うことにした。

ドタバタではあったもののとりあえず撮影会は無事に終了、遠方から参加してくれた人達を駅で見送って無事に終わりはしたんだけどさ。

案の定、某局のSNSに勝手に掲載されて。

共演者ブチ切れ。

使用の差し止めを申請をすべく、運営と某局に即行で連絡して「今すぐに対応してほしい」と夜も遅い時間にドタバタとすることになってさ。

被写体であった私自身が掲載許可を出してないことを主張する必要があったから、共演者から連絡もらってすぐに私も対応することになり。

双方ともすぐに対応してくれて無断掲載された箇所は消されたところまで確認したんだけど、何も言わなければ勝手に局内で特番を組む気でいたようで「怖ぁ!」てなった。

なんなん?

まだうちのカメラマンから撮影データを貰ってなくてね、出来栄えが分からないんだけど正直見るまでもないよなーって落ち込んでるとこ。

自撮りの時点で全然盛れてないもん、ウィッグのセットも甘くて地毛とか普通に見えてるし。

如何せん私は地毛が長いからさ、それをネットで押さえながらウィッグを被るのは結構大変で最後に色々と細かい処理しないと様にならない感じだったんだけどそこまで出来なくてさ。

リベンジさせてもらいたい…て思ってる…

それを抜きにすれば友達の見立て通り、私には似合うには似合う配役だったから尚更悔しい。

もっと良いの撮れたんじゃないのかなーって!

まあでも終わって少しホッとした。

けど機を見て友達には「申し訳ないんだけど私が納得できてないからリベンジさせてほしい」と申し出ようかと思っている。

そんな感じだったとさ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?