社会性。

今度はお仕事のほうの話ですよ。

今年もまた夏の繁忙期がやってきます🫠

気が重いけど今年は少し状況が変わりそう。

というのも去年の夏の繁忙期にかなり不平不満をブチ撒けて大暴れしつつも、しっかりと実績は残したことで以降は意見の多くを取り入れてもらえるような立場になりまして。

なので今年は私が監修したテコ入れを反映した繁忙期対策となってるんです、あまりに部下達のスキルが低いことも問題提起して自発的成長ではなくてノルマをかす方針での育成プランを提案したりもしてきて。

まあノルマをかすって部分については、上司に「現時点で十分に習熟している琥珀さんの基準で強いるのは現実的ではないのでは?」て話もあって私的にお優しすぎて不満の残る内容にはなってしまったんだけど。

個人的には勤務歴に応じて「これをやれて当然」ていうラインを決めて、そこに向かっていってもらうのが目標がわかりやすくて部下達的にも指導側にもいいかなーって思ったんだけどな。

仕事できる人達ばかりが次々と難易度の高さを上げられるっていうのも理不尽でしょう?

私がまさにそうされたタイプだったしさ。

そこはちょっと意見が通りきらなくて、上司が個々人と面談しながら目標設定していくような段取りになってしまいまして。

その方法では可能な限り働きたくない部下達が低い目標を設定するに決まってるじゃないの、案の定で私よりも勤務歴が長いのに「それ今更になってスキルアッププランに組み込むの?」と思うような低すぎる目標設定になっちゃった。

甘いな、給与形態も勤務歴に応じた評価基準になったんだから長い人はそれなりに仕事できて当然って価値観でやらせないとおかしいのに。

まあでも上司なりに譲歩したのだろう。

そんな感じで、去年から今に至るまで例年よりかは積極的に準備してくることができたんだ。

でも決定的にダメなところが1つあるのよ…

それを先日上司に相談されて改めて考えた。

これもはや社会問題の話になるんだけどさ。

此処に勤めている理由がそもそも違うのさ。

大抵の人達はどこかの企業に所属する勤め人だと思うんだけど、そこで自分が働く理由は何?

私の場合は生活費が欲しいから。

日々それなりの衣食住環境を整えたい、趣味を楽しみたいし色んなことに挑戦もしていきたいから「そのための資金が欲しい」だけなんだよ。

友達から誘われたときに「今月もうお金無いわ」という理由で断りたくない、自分も遊びたいしお金を理由にして諦めたり我慢することは極力したくないから働くことで生活基盤を整えて。

まあプライベートを充実されられるだけの余裕が欲しいんだよね、お金を稼いで私的な生活を楽しみたいというのが私が働いてる理由なの。

ゆえに宝くじが当たりなんてしたら仕事辞めはしないだろうけど有給休暇使って遊びまくる、やりたいことがたくさんあって困っちゃうな。

でも、うちの部下達はそうではないんだよね。

上司に何を相談されたのかっていうと、いつもデスクを離れて誰かを捕まえて延々と立ち話をすることに時間を費やしてロクに仕事してない部下達の姿がすごく目に付くんだって。

仕事の相談をしてるようだけど、あまりにそれが回数的にも時間的にも多すぎて目に余ると。

その問題は何年も前から私も感じていて、誰の話をしているのか私にも心当たりがあったから「○○さんのことですか?」と名前を挙げたら。

上司は「その人ではなくて」と別の名前を挙げてきたのよ、どうやらデスクの配置の都合で私と上司では見える範囲の都合上「立ち話が多い」と感じてる対象者が違っているみたい。

つまり「部下達のほとんどが仕事をしてない」ということだった、会話の内容は仕事についての相談なようだから一概に禁止はできないけど。

それにしても酷い、うちはデスクワークだから「デスクに座っていない=仕事は進んでいない」と解釈して間違いないんだよね。

一部の部下達については不安症な性格をしてることは理解していて、誰かに相談しながらではないと仕事を進められないという性格的な問題を抱えてることも察してはいるが。

しかしこのとき「相談してる側」「相談される側」の両方の仕事の手が止まってるわけだからね、その被害というのはかなり甚大なものがある。

そこにアプローチできる改善案に心当たりなどないか、というのが上司からの話だったのさ。

残念ながら…心当たりは…無い…

その問題は私もかなり前から把握はしてたし、実のところ私が指導役を降りたかった理由にはそこも関係してたから造詣が深い自信がある。

そんな私が辿り着いた見解はね。

そもそも彼らは職場に仕事をしに来てるという意識からしてものすごく低いの、では何をしに来ているのかというと「他人との関わり合いを持ちたくて職場という環境を利用してる」って表現をするのが1番近い。

どうやら部下達は私生活のなかでプライベートな友達と呼べる関係の人は居ないみたいでね、世間話をしていても登場人物は家族だけなの。

私みたいに好きなアーティストのライブに通うだとか、イベントに参加するようなことも無いらしくて…せいぜい近場で開催されるマルシェに散歩に行く程度の私生活を送ってるらしい。

だから職場でやたらと会話をしたがるんだよ、確かに会話のキッカケは「仕事の相談」だけど話が逸れて延々と会話を続けようとしてくるの。

まだそれに気付いてなかった時期の私は、上司と同じように「まだよく仕事を覚えていないがゆえに不安があるんだろう」と思い込んで親身になって相談を聞いて丁寧に説明をしてたの。

でも相談を受けた内容の解決策はもう提示しているのに、仕事に戻ろうとはせずに延々と話を話を続けようとあーでもないこーでもないと別の過程の話を持ち出されたりして。

そうされることで私は拘束されるわけですよ、話を終わらせて仕事に戻りたいんだけど相手を退けるための言葉ってあまり柔らかい表現することができなくてさ。

でも私は早く仕事を終わらせて帰りたいしね、そこで相手を退けるための言葉を「言わされる」ていうのもモニョるものがあって嫌だったの。

他にも色々とあり上司に相談して私が指導役を降りてからも、結局は部下達は相手を変えたというだけで同じことを繰り返してるのは私も目に付いてはいたんだよね。

それで客観的に見て観察するようになってさ、そこで理由が「社会性に対する不安感」だというのが私が出した結論だったというわけなのよ。

私が相談役をしてたときもそうだったんだけど延々と1つの仕事を雁首並べて、あーでもないこーでもないとこねくりまわしてるときの部下の表情ってとても楽しそうで嬉しそうなのよ。

(私!今すごく頑張ってる!)と自己満足に浸り充実感に酔い痴れてるような顔をしていてさ。

なるほど、この他人と共同作業をしてる感覚に満足度を感じてるからちょっとしたことですぐに周りに相談したがるうえに話が長いわけだ。

文化祭みたいなもんだよね。

与えられた1つの課題に皆で取り組む感覚。

自分がその輪の中に居る感覚。

自分とは違う他人と関わり合いを持つ感覚。

「社会の輪の中に自分の居場所がある」感覚。

それが部下達が職場に来る目的になっていて。

私はその感覚をプライベートの中に持っているから職場には求めてないのよ、職場で私の役割は「勤め人として成果を会社に献上すること」で給料欲しいならそれは果たさなければダメで。

会社に対する貢献の仕方って色々あるとは思うけど、まずそれが基本的な部分だと考えてる。

でも彼らは違う。

だから「仕事」を理由にして他者と関わることが目的で、誰かと同じ課題を共有して一緒に悩み努力をしている感覚を楽しむことが目的なの。

それゆえ「成果が出てないこと」は眼中に無い。

実際、前の上司がそれで部下達と揉めたのよ。

あまりにも長いこと立ち話を続けてる部下達に「仕事に戻りなさい」と声をかけたの、そしたら部下達は「今その仕事の話をしてるんです!私達こんなに頑張ってるのに何が悪いんです!」と噛みついて揉めたということが。

私それ聞いてて(勉強しに来てるわけじゃないんだから成果出してなければ言われて当然で、仕事してないのと同じだろう?)と思ったの。

努力しただけで褒められるのは学生までだ。

何年も在籍してるのに未だに自己完結で仕事に取り組めず、アチコチに相談を持ちかけて回り議論討論に興じていれば本部から数字としての結果を求められる管理職に睨まれて当然です。

上司から相談を持ちかけられてからというもの上司が名前を挙げた部下達を中心に、意識的に様子を観察するようにしているんだけど。

確かにこれは酷い、上司が言ったとおり。

デスクに座り仕事を始めたかと思いきやすぐに立ち上がって他者の席を訪ねて、相談したいと話し始めると延々にそこに居座り続けるのよ。

ようやく話を終えて自席に戻るのかと思えば、別の他者の席を訪ねてまた相談を始めるのね。

(うそ…2周目に入った…!?)とビックリ。

1人目に相談して解決しなかったのか?

そんな特殊な事態なのであれば2人目の相談者は高確率で解決策に心当たりをお持ちであろう上司であるべきだと思うんだけど、何の相談をしてるか知らないがグルグルと巡り歩いてて。

あれは上司の目に付くのも当然だわ…

全く自席に座っていない。

1日のうち、ほとんど自席に居ないんだよね。

そしてキャッキャと楽しそうに話し込んでて、あれを「仕事の相談してるんだからいいだろ」と大義名分にして言い逃れするのは流石にダメ。

個々人の業務実績は管理職のみぞ知るところで私は知らない、けど上司が相談してきたんだし部下達は相当に悪いんだろうとは察していた。

…が…あれはマジで惨憺たるものに違いない…

とはいえ私が火の粉を被らないのであれば口を出すことではないのよね、そして上司もそれは分かってるようで今回の繁忙期でどうやら上司は私と周りにを離すつもりでいるっぽくて。

それは有り難い配慮ですわ。

単純に、私は放っておけばアホみたいな実績を叩き出す人間であることは去年痛感してるから可能な限りその環境でやってもらいたいという話なんだろうけど…私もそのほうがいい。

仕事の邪魔されながら「成果を出せ」て言われるのはものすごく不愉快だからね、そのあたりはきちんと期待に応える所存なので任せておけ。

ということで去年から講じてきた対策だとか、上司の配慮もあって今年の個人実績もそれなりのものを提示できる環境になるかとは思うが。

他はどうだろうねぇ…頑張れ上司よ…

またここのブログは期間中に愚痴が増えることになるだろうけど、去年みたいにメンタルやるほどに深刻にはならないことを祈りたいです!

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