デッキを組む。
一時期流行りました。
メイクデッキという言葉。
顔面デッキやコスメデッキともいう。
メイク用品の組み合わせはカードゲームでいうところの「デッキを組む」に近いものだよなってことから産まれた言葉、それがメイクデッキ!
私自身もここしばらく、そのデッキの奥深さを文字通り「肌で感じて」いて言い得て妙だなと。
肌診断や骨格診断をして自分には何が合うかがなんとなく見えてきたので、私もそろそろ自分のデッキを見直すフェーズに入ろうかなって!
毛穴がまだまだだから早いかもしれないけど、赤みは順調に落ち着いてきている気がするし。
肌診断の結果、今の私のスペックは…
肌タイプ≫1st.イエベ秋 2nd.ブルベ冬
(イエベ度50-70 ブルベ度30-50)
ソフトオータム
骨格≫エレガンス(中顔面長めの大人顔)
厚肌の彩度低め
(肌状態により赤みが出るがベースは彩度低め)
スモーキーなカラーを得意としている。
つまりはほとんど男みたいなものですね!
私のスペックはほとんど男のそれですよ!
しかも骨格は骨太ナチュラルだし尚更に!
でもこの情報はものすごく役に立った、今まで違和感を感じていたのがクリアになった感じがしていて今なら合う化粧品を見つけられそうな気がするから勇気が持ててきているんだよ。
特に「単純なイエベ秋ではない」ていうところや「薄肌と厚肌ではケアもメイクも正解が変わる」というところは勉強になったし、これまで何に苦戦してきたのかがわかった気がするんだよ。
ずっと自分は典型的なイエベ秋だと思ってた、それに薄肌が何なのかもよくわかってなくて。
これまで感じてきた違和感の原因はそれか…
特にベースメイクはどう作ればいいのかは延々と悩んできた、明度や彩度や潤いとかベースを自分に合わせて作るのが私はものすごく下手。
イエベ秋向けの色だと彩度が明るすぎていて、顔だけがオレンジっぽくなったこともあった。
さらに一時期から艶肌メイクが流行っていて、話題になるのはどれもこれも艶肌メイクのことばかりになってしまったじゃないのさ?
私は陶器肌が好きなの、年齢を考えると自然で健康的な艶肌にも惹かれてはいるんだけど残念ながらむちゃくちゃ似合わないんだよねー…
もともとが皮脂肌なのもあって、テカり具合がギトギトして見えて清潔感を感じないんです。
似合わなさすぎて自分でもビックリした。
驚くほど艶肌の流行りには乗れなくて。
私の肌に艶感の素質がゼロってかんじ。
結局はベースを陶器肌に仕上げながら、頬上や鼻筋だけに艶っぽいハイライトを入れて寄せるという手段をとることで落ち着いたんだけど。
このとき少し落ち込んだのよね、そこまで極端に似合わないメイクは自分には無いと思ってたから(そんなこともあるのか)と正直ショック。
だいぶ濃いメイクでも違和感なく似合ってきたから、大体どんなメイクでも大丈夫なのかと。
でもそれは厚肌の特徴なんだそうだ、艶肌とは薄肌の人達でこそ似合うメイクなんだそうで。
厚肌だと肌に厚みとハリがあるから薄肌向けである艶肌メイクをしようとすると狙いが外れてテカテカのスッピンに見えてしまうものなんだそうで、まさにそのとおりに私もなりました。
そう…完全にそれだった…おっしゃるとおり…
厚肌に向いてるのはしっかりとファンデを重ねベースをフラットな陶器肌に仕上げることで、その上に濃いめのアイラインやアイシャドウを乗せて完璧な化粧顔を作り上げても決して顔がメイクに負けることなく華やかでエレガントになれるのが強みであり魅力だということ。
逆に薄肌の人はこれができないんだって。
パッキリしたメイクは似合わず、最近はこれを「盛り耐性の無い肌」という呼び方するらしい。
途端に勇気が出たね、流行りの薄肌メイクの話ばかりで(それがどうしても似合わないんだよ)と頭を抱えていた私にはものすごい朗報です。
似合わなくて当然!なんせ厚肌ですから!
似合わなくていい!なんせ厚肌ですから!
だからどんだけ濃いメイクでも似合ったのか、濃いぶんには似合うけど薄いのは似合わない。
まあ流行りのせいで「なら厚肌には何がいいの」ていう難関にはぶつかりはした、薄肌向けの話ばかりで厚肌向けの話はサッパリ聞かなくて。
薄肌厚肌があるっていうなら厚肌に向いているメイクの話ももっと色々と出してほしいよね、濃いぶんには何をしても似合うから話す必要は無いという意味なのかもしれないけど悲しい。
それでも道が見えてきた感じは励みになった。
だからCHACOTTの下地が肌に合ったんだな、あれは舞台メイク用が基本だから厚肌向けだ。
このままケアを頑張って素肌を綺麗に整えても艶肌が似合うようになるとは思えない…と悩みを抱えていた私には朗報、ベースは陶器肌で艶が欲しい部分だけハイライトを使うことで艶感をコントロールする私の判断正解だったんだ。
ということで、まだ先の話ではあるんだけど。
ゼンウェアフルイドとNARSのレフ粉欲しい!
ゼンウェアは以前から気になってて、公式からお試しセットが購入できたので実際に使用してみながら肌負担や崩れやすさなどを試したい。
そこで使用感が良ければ実店舗でタッチアップをしてもらい、合う色を見てもらおうかなと。
彩度が低めでカバー力が高くセミマットな質感になるから厚肌に映えるファンデだそうでね。
それも「崩れにくさ」も「崩れ方の綺麗さ」も優秀との評判で、私なかなかメイク直しできない人だから長時間キープできるうえに崩れたところで汚くならないというのは最高に嬉しい話だ。
カバー力が高いものは総じて肌負担が重いものになりがちだけど、こちらはどちらかというと軽いほうで量を間違えなければ大丈夫そうだ。
愛用中のCHACOTTの下地がカバー力あるし、そこに加えてカバー力に定評のあるゼンウェアなら量は少なめでも満足できる公算が高いし。
しかし今は肌質改善中で、素肌の色がどんどん白くなってきてるから買うのはまだ早いのよ。
赤みがひいて本来の肌の色になってきている。
ここで買っても色が合わなくなるかも…
NARSはもう買ってしまってもいいかも!
肌質改善中で調子が悪く、極端に皮脂肌になる日があるんだけど逆にだからこそNARSが助けになりそうな気がしていて急に惹かれている。
使用者の感想は「片栗粉みたい」なんだってさ、言ってることはなんとなく分かる気がしてて。
皮脂を吸収して上手くコントロールしながら艶に変える、そんな感じのフィニッシュパウダーで乾燥もしないうえにメイク全体の化粧崩れを防いでくれる粒子の細かいパウダーなんだと。
片栗粉は水分を吸収して少しモチモチになるしツヤツヤにもなるよね、そしてギュッと固まり肌に吸いついてくれる使用感だから片栗粉だと言う人がいるんじゃないのかなという予想。
似た使用感だというCEZANNEの毛穴レス粉を試したときにすごい良くて、今も使ってるけど最近少し物足りなくなってきたところでした。
だったら本物を買うべきじゃないかなって。
コチラもサラサラのツヤツヤになるし、皮脂をコントロールしてくれる感じはあるんだけれど長時間には耐えられなくて今時期なんて尚更。
好きだけど秋冬の乾燥した時期なら優秀かな…
NARSはフィニッシュパウダーだけであの値段は高いと感じていたけど、かなり少量で効果が出るから実際にはあの量で1年はもつらしく。
というかかなりギュッと圧縮された板のようでパフに大量にはとれないから使いすぎることはまず無いだろうとのこと、そして全顔にすればいいってもんでもないのが使えばわかるって。
私はフィニッシュはルースパウダーが多くて、メイク崩したくないからベビーパウダーみたいなノリで全顔にバフバフ大量に叩き込みがち。
でもこれはそういう使い方するものではなく、それなら値段の割にはコスパは良さそうよね。
鼻と頬とオデコの皮脂が酷いところだけ使ってみたい、そこは皮脂を抑えたいけど艶は欲しいところだからNARSがクチコミ通りなら合う。
全顔にはこれからもCEZANNEでいいかな。
CHACOTTもプレストパウダーを出したんだ、そちらのほうが安いし惹かれてるんだけど最近出たばかりすぎて評判がまだわからなくて感想を聞いてから考えたいなと思っているところ。
CHACOTTだから信頼できるし、NARSと併用すれば最強になれる気はするけれどとりあえず先に試してみたいのはNARSのレフ粉に軍配。
CEZANNE無くなったらCHACOTTを考える。
やっぱりバフバフに叩き込みたいなと思うならCHACOTTはルースパウダーでも良いのがあるから、様子を見ながら使いやすいほうにする。
なんか久しぶりにワクワクしてきてる。
まずは毛穴ケアが最優先になるんだけどね💦
ちょっと今はまだ毛穴と格闘中なもので当面は下地とパウダーだけのデッキを続けるつもり。
まだケアが途中で「毛穴の黒ずみをとる」まではかなり成功しているよ、眉間にあった黒い粒も今では綺麗に無くなり残すはあと1粒2粒で(笑)
ごばいよかパックが痛いけどむっちゃ効いた、角栓も毛穴汚れも産毛も全部引っこ抜けるよ。
でも毛穴の開きを引き締めることがまだできていなくて、つまりは「毛穴が開きっぱなし」ゆえ非常に詰まりやすい状態にもなっているのよ。
開いたままの毛穴に化粧品が入り込んじゃうと途端にプツプツとコメドができて荒れるという不安定さが続いて、今も細かいニキビが数個。
ここでまた毛穴が詰まるとケアがやり直し。
本格的なメイクを再開できる日はまだだけど、自分の肌の特性が見えてきたことでこれまでの問題解決の糸口が分かり始めたの試したくて。
今は頭の中でデッキを組むだけしかしてない、けど実践してみたくてものすごくソワソワと。
私のソフトオータム厚肌を活かしたメイクを、これからやってみるのがむちゃくちゃ楽しみ。
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