命の選別
吸引で口の中の飛沫がガンガン飛ぶ医療関係者より、老人の方が先にワクチンを打てる社会。
国民総平等社会、それだと人数が多いものが優先されてしまう。
もっと、教育現場でも極限状態での命の選別について話し合うのがよいかもしれない。
もう当たり前のように、職に従事しない命の先短し存在が、命先長し存在より優先されていることに有無を言わさないようになっている。
命長しとは言え、社会のためになっていない私は一番最後でいいと思える。老人方はどうなのか?どうせ老衰で死ねることはめったにないのに、どうせ病気で死んでいくのに、なぜ生にしがみつく。
戦後間もない日本を復興させた功績がすごいとは言え、自分たちの社会保障費を優先し、教育を軽んじ、若者が未来に諦めを浮かべた日本を作った責任も担っているだろう。
しかしこの反論も、戦争を作ったのは明治生まれの連中で、自分たちの青春もつぶされたというだろう。
若者と老人の対立は永遠に繰り返されるのだ。
ただ今の老人たちがずっとマジョリティーとして存在していること、永遠にマジョリティーとしての位置にいるがゆえに傲慢に思える。
老人が若者よりマジョリティーの社会だなんて、歴史上対面したのは今がはじめてだろう。
我々の社会におけるマイノリティーの若者の生きざまは、きっと未来の歴史では興味をもたれ、見本となる。
今は報われなくとも後世の人間が評価をする。
私の文章も後世の歴史家のために、書き綴る。
生きがいだ。
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