BEBERICA新作ベイビーオペラ出演者募集

【「オルフェ」WSオーディション開催】

⭐️BEBERICA theatre company⭐️
新作のためのWSオーディションを開催！

BEBERICA theatre company ベイビーシアター『水の駅』

ベベリカは、あかちゃんにフォーカスした、京都を拠点に活動する数少ない劇団です。これまで、世田谷パブリックシアター、吉祥寺シアター、金沢21世紀美術館や茨木市クリエイトセンターらから委託を受けて作品を製作しています。
2023年秋、グルックのオペラ「オルフェウスとエウリディーチェ」をモチーフに、あかちゃんとおとなのためのベイビーオペラを新たに製作します。

今回は、WSオーディションという形で、ベベリカがこれまで培ってきた経験を共有させていただきながら、素敵なキャストさんと出会えたらと思っています。

🌟今回の作品で特に出会いたい方
・俳優
・ダンサー
・テノール

オーディションというのもおこがましく、むしろベイビーシアターのためのネットワークを作ることを意気込みに、開催いたします。今回ご予定が叶わなくても、少しでも興味をお持ちいただければ、ぜひご連絡くださいませ。
皆さんのお申し込みをお待ちしております。

「あかちゃんとおとなのための音楽劇『オルフェ』」
WSオーディション

●日程：2023年5月14日(日)13:00〜16:00
　会場は個別にご連絡いたします。京都市内。

＊本番（小屋入り）日程：11月28日-12月1日
　本番会場：茨木クリエイトセンター（大阪府茨木市）
　ギャランティ：劇団規定による。
　※交通費は個別に相談。

●スタッフ：弓井茉那（プロデューサー）、よこたたかお（構成・演出）ほか
●連絡先：info [at] beberica.com （[at]を@に変えてください）

以下の内容をご連絡ください。
【締切：5月13日】
・お名前
・5/14(日)の参加可能時間帯
・お住まいの地域（市区町村までで構いません）
・年齢・性別（可能な範囲で）
・簡単なプロフィール（過去に使ったことのある資料やウェブサイトがあればそれを共有くださる形で構いません）
・あかちゃん向けの公演に関わったことの有無（もしくは志望動機）
・その他気になることがあればなんでも

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BEBERICA theatre company
https://www.beberica.com/

★「オルフェ」どんな作品？
古代ギリシア「オルフェウス神話」をモチーフにしたオペラ「オルフェウスとエウリディーチェ」を創作します。この神話は、若い妻を失くしたオルフェウスという若者が、妻を探しに黄泉の国まで降りていくという物語です。原作は、オペラの改革者と言われた18世紀ドイツの作曲家グルックによるものです。舞台装置は、20世紀初頭の「新教育」運動の渦中に生まれたヘレラウ祝祭劇場で上演されたバージョンのものを活用します。

20世紀初頭の新教育運動は、大正期の日本にも大きな影響を与えました。今日、幼児教育で扱われている「リトミック教育」もその一つです。ジャック＝ダルクローズが創始したのが、ヘレラウ祝祭劇場なのです。アドルフ・アッピアという舞台美術家と共に作り上げた「オルフェウスとエウリディーチェ」に、今改めて取り組みたいと思っています。

一言に「オペラ」と言っても、実に様々な切り口があると思っています。グルックやヴァグナー、アッピアなどのオペラの改革者が取り組んできたこと、それは「総合芸術を、音楽だけのものにせず、ドラマと融合させる」ということではないかと思います。まだ言葉の分からない赤ちゃんですが、だからといってノンバーバルな歌や踊りに頼ってはいけないと考えています。感覚的な世界の中にも、情動がある限り、ドラマが宿るポイントがあると思っています。赤ちゃんに見せるオペラ、というのは翻って、これまでのオペラの改革者の仕事を振り返ることにつながるのではないかと思います。

オルフェウス神話の一つのテーマである「後ろを振り返ってはならない」というドラマツルギーを出発点に、創作をしていきたいと思っています。

★ベイビーシアターって？
0歳〜2歳12ヶ月のあかちゃんとおとながともに体験する舞台芸術です。特にBEBERICAでは、「観る」「聴く」を中心とした一般的な演劇作品から一歩進んで、「ふれる」「感じる」ことを大切にしています。

★BEBERICAとは？
2016年、俳優の弓井茉那を中心に結成。京都・東京を拠点に「ベイビーシアター」をつくる専門カンパニーです。あかちゃんと「せかい」が出会う、特別な芸術体験をお届けしています。

映像：BEBERICA theatre company『ミクロコスモス』