音楽の話
私は音楽をほとんど聞かない。スマホに1曲もダウンロードされていない。外に出る時にイヤホンがなくても全く問題ないし、あってもラジオを聞いている。なので流行りの音楽にも当然疎い。去年ようやくback numberの水平線を聞き過去1更新してるじゃん!となったほどだ。
なぜこうなったのか恐らく1番の影響は兄だろう。兄は音楽大好きイヤホンなしじゃ生きていないマンだし、LINEのひとことがno music no lifeだった様な人だ。
そんな兄が音楽にハマり始めたのが中学生の時だ。iPodを買ってもらいずっとイヤホンをつけていた。そして反抗期が始まる。兄が荒れる親がキレる俺はビビる。私にとって音楽とはある意味恐怖の象徴になっていた。
ある程度大きくなれば音楽と恐怖は別物と理解できるようになる。それでも音楽には興味が出なかった。音楽を聞いている間何をしていればいいのかわからなかったからである。音楽聞きながら何かするのもアーティストに失礼な気がしてたからだ。ぼうっと聞く。あぁ退屈だ。これが音楽への感想だった。
もう少し大人になると音楽への感じ方も変わっていった。あちいと思う音楽もあるし、あがるうとなる音楽もある。洒落てるーってなる音楽もあるとわかっていった。
でも音楽には興味が湧かない、平熱だ。多感な時期にハマらなかったからだろう。思春期に影響受けた物はずっと好きらしいが私はその時期に影響を受けた物が思いつかない。私は怖いのだこの何も生まない平熱が全てに適用されるのではないかと。お笑いの熱が消えてしまわないかと。消えねえよバカ。統計で個人語るな。
べべべ