マンモス

昔の人間はマンモスを狩っていたらしい。あんなデカい怪物を倒していた訳だ。
 思うことがある。マンモスを倒そうと言い出した奴は絶対陽キャだ。だってそうじゃないと誰もついてこなくないか?輪の中心原人があいつ狩らね?ウェーイと言い出して、取り巻き髪だけお洒落原人がいくべ!ウェイ!なんて乗っかって、ギャル原人がまぢウケるヤバっとか言って狩り始めたはずである。ここにいる奴らの子孫が現代の陽キャなのだ。そして、輪の隅っこ原人はあんなん無理だろとブツブツ言ってた訳だ。これが隠キャの子孫。

 マンモスを倒す際人間は穴を掘ったりしていたらしい。恐らくマンモス狩りに派遣されたのは隠キャだったのだろう。狩っちゃうべとか言ってる奴には出てこない発想だからだ。輪の中心原人にオタクくんのちょっといいとこ見てみたいなんて言われ、ギャル原人に行けしって言われ狩りに出たのだろう。

 マンモスを狩らされる側の子孫の私はきっと穴を掘って生きていかなきゃいけないのだろう。でも、私はまだ穴を掘りたくないのだ。正統派でマンモスを倒したい。お笑いというでっかいマンモスをね。

べべべ

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