これからのこと/これまでのこと
※この記事は"学術バーQ・Communicative Bar & Cafe HANABI Advent Calendar 2024" 5日目の記事です。
どうもあべと申します。いつもは某大の助教やったり研究員やったり非常勤講師やったり昆虫採集したり古着集めたりしてます。
Twitterにいることが多いので、以下アカウントです。
本日12/5、なんとあたしの誕生日です。みんな祝って!まだ間に合う!
なんと今日誕生日です。風船飛ぶからアカウント見てみて。あとなんか、その、あの。https://t.co/RhKGbmz7Ow
— koji abe (@bebe13572468) December 5, 2024
さて、これまでの記事を見ると、どれも力作でかなりビビってますが、ハードルを下げるつもりでつらつら書いていきたいと思います。
これからのこと
恐縮ですが、まず告知から。年内にもう一本イベントをやります。なんか、クローゼットにあるあんまり着てないお洋服、普通にもったいなくね?って思いついて、HANABIでスタッフのむっぽくんに話したら「やりましょう」って決まったイベントです。
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なんか企画している内にエモい感じになってそれを全面に押し出してますが、普通のクリスマスパーティでもあります。12/21、暇な方はHANABIにお越しを。いい感じのご飯も出しちゃうよ。イベント詳細は以下。
※みなさんの「これいつ着よう…?」エピソードを集めてます。現状かなり熱いエピソードがいくつか来てます。でももうちょっと軽いやつがあるとうれしい。
これまでのこと
なにはともあれ、今年は学術バーQとHANABIに大変お世話になりました。
QもHANABIもスタッフのみなさまがいいんですよね。なんか、堅苦しくなく、それでいて的確にコメントしてくれたりする。オーナーの豆腐さんはもちろんなんですが、みなさまに感謝です。
というわけで、これまでやったイベントについて振り返ってみたいと思います。
kisi時代はまあ色々なんか大人の事情ってやつがあると思うから触らんとくとして、今年最初にやったのは「昆虫採集家の認知科学」について語るバーでありました。
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虫屋さん(昆虫を採集したり飼育したりする人たち)がどうやって虫を見つけるのかを研究しておりまして、そのイベントをQにてやらせてもらいました。4月の終わり頃だったと思う。あたしが無駄にテンション高く虫と虫屋について話しまくるみたいなイベントだったんですが、後輩がきてくれてシャンパンいれてくれたりして、大変楽しい回でありました。たぶんQでバカでかい捕虫網を振ったのはあたしが最初だと思う。
※そのときのイベントは、以下の論文の知見を参照しています。よろしければご笑覧ください。
次はてっさんと一緒にやった「生物学とその周辺についてゆるく語らう」。
【本日】すべての生きもの好き、カモン
— てっ (@TePay1160) May 13, 2024
5/14 @Q_Gakujutsu 18:00〜23:00 pic.twitter.com/XHuGNXKnoN
なんか途中からこれまでのイベントでやった発表の総集編みたいになって、それはそれで楽しかったんだよな。このあたりでてっさんたちとかQまわりの人と仲良くなって、一緒に生き物観察会とか行ったりしました。
その後、花澤さんと一緒にやったラカンのイベント「不穏と機知」。
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以前、花澤さんと一緒にラカンのローマ講演論文を輪読する機会があったのですが、それが抜群に面白くて、色々と考えてみたいと思い、花澤さんにお声かけして実現しました。
当日は臨床の人とかお医者さんとか色々いらっしゃって、こちらも大変盛り上がりましたね。
その後はちょっと飛んで、9月にHANABIで「90s~00s BAR」ってイベントやりました。
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あたし自身がゼロ年代青春世代なこともあり、ゼロ年代についてうだうだ語りたいといったら豆腐くんが反応してくれて実現。個人的にはもうちょっとゆるい感じにになるかなと思ってたんですが、かなり強火な人々が集まり、それはそれで楽しかったです。インターネットの深淵を見ました。またぜひやりたい。
そして先月11月、HANABIのむっぽくん主催の焼きそバトルにエキシビションバトラーとして参加しました。
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あたしは↑のイカ墨ミョウガ焼きそばを作りました。手前味噌ですが、めちゃくちゃ美味かったです。またどっかで作りたいな。12月21日のイベントで作るかも?でも歯めっちゃ黒くなるんだよなこれ。ちょっと考えます。
というわけで、こんな感じでありました。来年も諸々やりたいことを考えてはいるので、ゆっくり実行できればと思っています。
まずは12/21、HANABIにて、みなさまのご来場をお待ちしています。
客から見た個人的駄文
10月後半、個人的に落ち込むことがあり、なんか誰かに話したい気分になって、たまたま開いてたHANABIにいったんですよ。そしたらなんか普段通り営業してて、最後のほうにちょっとだけその話をしたんですけど、それが救いになったっていうか、なんか無性によかったんですよね。
こんな感じで行ってもいいのかなーとか、迷惑じゃないかなーなどと思いながら行ったんですけど、当たり前の日常がそこにあって、でもちゃんと話をするときもある。それがなんか良くて、そんな場所があるっていうのは幸せなことなのかもしれないと思ったりしました。
「対話」って、抽象的なことを考えたり、その人の本質を突いて考えを変える、あるいは物事の本質に気づく、みたいなイメージがあったりします。だけど実際は意外とこんな感じなんじゃないか。具体的な日々に寄り添った、ある生の出来事としての対話。それは特別なことじゃなく、でもちょっと非日常な、あなたの具体的な人生と、誰かの人生が交わって、ある一つの出来事を作り上げる。HANABIはまさにそんな場所だと思います。もちろんQにも、学術が、誰かの人生と交差し、ほんの僅かでもその人の人生の一部になっていく瞬間があって、そんな瞬間が素敵だと思う。だからこそ、QやHanabiにまた行きたくなるんだろう。「自分なんかが行ってもいいのか」とか「学術って柄じゃないしな」って考えちゃう人ほど、というかむしろそんな人こそ、行ってみると店なんじゃないかな。
なんともとりとめもない感じですが、特にオチはありません。書きたいから書いた。それでまた、QとかHANABIに行って、これまで会ったことない人や、いつもよく会ってくれる人たちと、こんなとりとめもない話をするんだろう。それがいつまでも続くといい。みなさんまたどこかで。