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息子の結婚式

先日息子の結婚式が行われた。結婚式と言うと二人の門出にみんなに紹介して今後の二人を末永く見守って頂く儀式の様に自分達の時代は、思っていた。

今回は、嫁さんの父親の葬儀やコロナなどで2人の子供が授かった後での式だった。

私達特に私は、孫二人の面倒を見ることの担当になっていた為、ほとんど席に居らず、式が終わり参列者と会ってその日の出来事の話題にさっぱりついていけなかった。式が終わり携帯の万歩計が、5000歩を記録していた。

そんな式の中でたまたま席にいた時に「新郎のお母さん出て来てください」のアナウンスが流れた。誰のことか初め分からなかったがふと自分の事と気付くと足が動いていた。

何が起こったのか、息子が普通に真面目に感謝の手紙を読み始めた。私は、これはコントかと思い聞いていた。学生時代に散々振り回されて結婚式でも、バタバタの私に何をぬかすと思っている矢先「お母さんから、一言どうぞ」と言われた。

何も考えていなかったのにすぐ「ひやひやでした、でも今は、みーちゃん(嫁さんの名前)のお陰で幸せです」と本当に一言ですっと言えた自分に驚いた。

そして、息子と腕を組み退席することになった。その時は、何も考えていなかったが、もしかしたら本心でやってくらたなら満更でもないなあ、と少し思った。

しかし、その後孫は式場内の小さなプール🏖に落ち着物姿の私は、ダッシュで服を取りに行く羽目になった。

とにかく、結婚してくれてよかった。嫁さんにバトンタッチ出来る事に、夜一人ベーコン🥓とピーマン🫑の炒め物をつまみに白ワイン🍷で乾杯した🍻

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