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捨てるって素晴らしい
私は自分が生活する空間は
できるだけすっきりしているのが好みです。
壁や棚の飾り物などは、できる限り排除するタイプ。
それはなぜかというと
細かいところに埃がたまると掃除がしづらくなるので
掃除自体がめんどくさくなるのを避けるためです。
子供の頃から片付けは苦手な方ではありませんでしたが
大人になって、好きな物が自由に買えるようになると
必要もないものを衝動的に買ってしまうこともしばしば。
すっきりした生活が定着したのは
ほんの10年くらい前から。
私の場合は、服や靴が好きなので
「これ、絶対私に似合うやつやん♡」って
見るとつい欲しくなって買ってしまう。
そんな以前の私には、バーゲンなんて目の毒で
必要もないのに、安くてお得!というだけで
そうそう着る機会もないような
特別なデザインの服を買ってしまうことも。
なので、クローゼットはいつもパンパンでした。
こんな風に、なんでも好きなものを
衝動に駆られたように買っていた頃
実はすごくストレルフルな時期でもありました。
枯渇した心を洋服や靴が潤してくれる
そしてそれらを所有していることで心の穴を埋める、みたいな。
これは、まあまあな
買い物依存症候群ですね。
そして、ある時体調を崩し
そう、あれは40歳手前だったかな。
水疱瘡で入院することになってしまった時があって
その時すでに夫とは別居してましたので
子どもの世話をお願いするために
実家の母に泊まりに来てもらっていました。
そして退院してくると、それまでと違って
なんだか家の中がスッキリしていて
空気感が変わり、気持ちよく
心地よかった印象が今でも印象に残っています。
私の入院中に、母が細々と整理してくれていたみたいで
「あんたんとこ、物がたくさんあるなあ〜」と言って
(関西弁のイントネーションで読んでね^^)
買ってきてくれた本が、お片づけ風水の本。
ふむふむ・・なるほどね。。。
以前から風水は好きで、家の中に取り入れていましたが
運気、あんまり変わってなかったなー。
本当の片付け方が、全然落とし込めていなかったかも。
部屋の乱れは心の乱れとも言うけど
まさにクローゼットの中が私の心の状態。
もう、許容範囲を超えるパンパンさ。
さらに断捨離の本当の意味をきちんと理解して
捨てられないものを手放すと決め、どんどん捨てていきました。
もしかしたらいつか着るかもしれない
これ高かったんだよね・・・
捨てて後悔しないだろうか・・・
また着たくなったらどうしよう・・・
でも、全く後悔はありませんでした。
むしろ捨てることで、なんだか心も肝が座る感じで
よどんで揺さぶられていた気持ちが
どんどんすっきりしていくのがわかります。
心配はただの幻。
起こりもしない現象を今考えたって仕方がない。
「そうなったらそうなった時に考えよう」
「必要になったらまた買えばいい」
そんな考え方ができるようになったのも
断捨離がきっかけになっています。
意外と物なんて少なくて暮らしていける。
必要最低限で暮らすことの爽快感を知りました。
こういう生活が当たり前になってくると
ものを買う段階から
これ、本当に必要なの?
今買わなければならないものなの?
ということを自分に問いかけ
吟味するようになるので
むやみやたらと買い物しなくなるし
節約にもつながります。
そして本当に好きなものだけを買うから
身の回りはお気に入りのものに囲まれる生活が
実現するようになります。
これって、食べ物でも同じことが言えるし
人間関係にも置き換えて考えることができますよね。
たまのおやつはいいけれど
常に手の届くところに甘いものやスナックがあると
つい手が伸びる。
コロナ太りはほぼこれ。
そして人間関係も、嫌な人とは
いきなりサヨナラできなくても
だんだんとフェイドアウトしてみる。
こうして出来上がった世界は
ますます生活が快適になるし
それができた自分をほめたくもなるので
もっと自分が好きになってくる。
いや〜、捨てるって素晴らしい!!
私の究極の理想は、トランクひとつでホテル暮らし。
まあ、そこまで行くにはだいぶハードル高いかな〜
でも、やってみたーい♪
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