美容室経営と健康の関連性
美容室の経営と従業員の健康ってどれくらい重要なんでしょうか。
これからも美容室を永続的に続けていきたいですか?
できれば永続的に美容室を続けたい美容室オーナーに
知っておいてほしいキーワード「健康経営」ご紹介します。
美容室オーナーの皆さん健康経営って知っていますか?
(健康経営とは)
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/03/
美容師あるあるの昼休憩をまともにとれないで早食い。
長時間労働。
慢性的に肩こり。シャンプーで手がボロボロ。
ハサミで手を切るなどなど
美容師の健康被害・業務災害は上げると結構キリがありません。
私の親も、結構今でも年末は体が悲鳴を上げるほど
忙しいときが多々あります。
オーナーの皆さんが必死に働いた時代で
ご飯をいかに早食いできるかを
自慢していたその時代はもう終わりを迎えつつあります。
これからはいかにしっかり健康的に休憩も取りつつ、
疲れず働くかが今後の美容室経営の重要なポイントです。
なぜか?
答えは簡単、健康自体が経営にとって大きなコストになるからです。
私たちは、働けないほど体調を崩したときに
はじめて健康被害が出たと思います。
その考え、実は間違っています。
実際は、働いている人が何らかの疾患や健康被害を
抱えながら働くことが、
企業の健康コストの中で一番高いという結果をご存じでしょうか。
この目に見えないコストをぜひ知ってもらうと
より長続きできる美容室に近づけると思います。
厚生労働省の資料では、
医療費の5倍近くのコストがこの目に見えないコストとして
かかっています。
企業の負担する健康コスト全体の70%近くがこの、
働きながら抱える健康コストです。
厚生労働省の保健局が出しているガイドライン(35P 図16ご参照)
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000171483.pdf
ですので、馬車馬のように美容師を働かせる美容室が
あるとすれば、長期的に見て、実は売り上げ的にもコスト的にも
損をしています。
そんな無理やり働かせている人が、
健全に売り上げを上げ続けられるわけありません。
人間は感情の生き物ですので、
健康を崩せばお客様とのやり取りにその感情が出ます。
その負感情を浴びるお客様が、本気でずっとその美容室に
通ってくれることはないと思います。
売上でも、コストでも両方で長期的に見たとき損をします。
昔は違った。私は体調崩しても働かされた。
そんなオーナーさんにはつらい調査結果かもしれません。
でもそのやるせなさを飲み込める優しさを
美容室オーナーが持った時に
今頑張って勤めてくれている従業員の明るい未来が、
見えてくるのかもしれません。
最終的には、
今通ってくださっているお客様の長期的な笑顔にも
つながることだと思って思い切って、
健康的な経営のできる美容室を目指してみませんか?
そのお手伝い。私も微力ながらぜひ。
(東京商工会議所の健康経営アドバイザー資格も取得して、
2年近くたちました。月日は早いなあ・・)
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美容室経営者と一緒に悩み考えます。
実家は創業60年を超える法人老舗美容室
美容室の経営のサポートもしています。
「温かく」「面白い」美容室を作りたい
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