今知るべきGIGエコノミーという波
あなたの技術と知識を最大限に活かす場所~ GIG work salon『 BEAUTY CUBE share salon』を現在2店舗 展開している
岬 英治郎
30年間美容業界に勤務した経験と20年間の代表取締役として会社を運営し自身もフリーランスとして活動した経験を活かして、独自の"高属人性業種"向けシェアサロンとサロンモールを融合した『GIGwork salon』という新しい空間サービスを提供するレンタルサロンを創出しました。
ギグワークサロンのバックグラウンドテーマに『共有開業』『終身副業』を掲げ、修得した技術、習得した知識を職業とする皆様に今知るべき情報と問題点など自身の新事業への挑戦を軸に感じた事などをお伝えしています。
第1回目では、聞き慣れないGIGとは何か?を自分が勉強した範囲でお伝えしたいと思います。
ギグエコノミー
Gig Economy
ギグエコノミーは、インターネットを使ってシングル ミッションつまり単発、短期の仕事を受注する働き方で、それによって成り立つ経済仕組みのことです。
GIGは2015年頃から米国で頻繁に使われるようになった経済スラング用語です。各分野のプラットホームサイトを介してタクシー配車サービスのドライバーや仕事探しサイト経由で企業からWebデザインなど在宅ワークを掛け持ち、またサービス業界で属人性のある仕事などを職人として仕事したりというように、非正規労働で短期また単発的な仕事を請け負う働き方をGIGと言ってます。
また似たようなもので日本で浸透している働き方を指す俗語で『job』(ジョブ)がありますが以下の意味合いになります。
・〔会社・他人などから依頼された〕仕事
・〔仕事の〕現場 、任務、義務、責務
ギグは、個人の働き方が多様化した一つの形で、仕事のプラットフォーム運営側は、専門能力を有する人間が所属組織や会社に縛られることなく自由に仕事が出来ると同時に、コスト引下げにも役立つ働き方です。
しかし一方で、働き方に自由があるものの、安定した待遇や労働者保護の仕組みなどで、創生期だけに問題が多いのも事実です。
さらに営業力、専門能力の優劣により、収入面や受注面において大きな格差も生じているのも事実です。
「GIG(ギグ)」とは、元々はジャズやロックなどで、たまたま居合わせたミュージシャン同士が、音合わせを兼ねて、即興演奏(単発ライブ)を行うことでした。そこから「単発の仕事」という意味で広く使われるようになったそうです。
こういった変化の流れの中で属人性高い職種はどんな影響を受けてしまうのでしょうか?
現在日本では、50人に1人がフリーランスとして
働いているデータが出ていますが、今後3人に1人になっていく予想も出ています。
そもそも終身雇用なんてない事が前提の美容業界が社会保険や厚生年金などの会社整備を進めても、
人、金、物、情報 すべてのお店や会社の要素が同時多発的に問題が浮き彫りになっていくと思います。
すべてパーフェクトな会社なんて無いと思います。
だからこそ自分で成功と喜べる自分自身のゴールを定めてそこに向かうべきです。
誰にも可能性があります、人は『やりがい』を感じていれば希望が持てれば、苦労など感じないのです。
もう一度自分自身を見つめ直し、仕事を見つめ直し、自分だけのゴールを目指して挑戦して下さい。
最後に時代の流れが大きく変わる時こそチャンスなんです、そんなにたくさんチャンスは到来しません。『変わる時に成長する』~GIGは必ず日本にも来ます。働き方も経営も変化します。
ちゃんと勉強して自分に向いてる仕事はなんなのか?どう時代の流れに乗るのか?是非、考え抜いてみてはどうでしょうか?