第5回 雇用調整助成金に捉われているヒト、潰れますよ!?
第5回目は、雇用調整助成金について。
そりゃ「融資」という名の『借金』より、「助成金」という名の『寄付金』みたいな返済義務の生じない制度を利用したい、という気持ちはよーく分かります。
ただ、私たちにとって「今」もっとも大切なことは何ですか??
それは手元キャッシュを厚くして、出口が見えない(個人的には一時収束が見えてきているように感じている)コロナ時代を生き抜くことです。
であれば、助成金とか融資とか言ってる場合??
自分で調べれば分かると思いますが、雇用調整助成金の申請はとても大変だし、何より時間が掛かる。急を要さない経営環境であれば、焦ることなく、むやみやたらな借金を増やすことなく、寄付的な助成金に申請し、のんびり待てばいい。
だけど、悲しいかな急を要する店舗や会社に限って「雇用調整助成金」にしがみついているけど、なんでかな!?
物事の本質、優先順位を間違えたら潰れるよ??
昨日ほぼほぼの概要が発表された「持続化給付金」の方が、ネット申請(ハローワークや、労働局に行って何時間も待っているような人は、リスク管理、費用対効果の概念をもう一度考えた方がいい)出来るようだし、スピードも早そうなので、優先順位はこっちだよね。
なので優先順位を整理すると、
1.持続化給付金(前年対比50%減の場合)
2.金融政策公庫
3.地銀(セーフティネット4号取得後)
4.雇用調整助成金
どう考え直しても、雇用調整助成金の優先順位は低いよ。。
それに掛る時間、労力があるなら、今を生き延びるため、これからを生きていくための経営者にしか出来ない取り組みをした方が、よっぽど価値があると思うのですが、どうでしょうか!?