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【インタビュー企画】きっと地球に遊びに来たんだよね         連載⑥自分の答えに出会っていく本


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北條真理 (Mari Hojo)
宮崎県出身
幼少期から宇宙や夢や神秘の世界に惹かれる。
2001年にオーラソーマと出逢い、人それぞれに「自分の色」があること、
それを思い出して生きることの楽しさを伝えるコースやワークショップを各地で開催。
「Who am I?」の探求とともに生き、旅と猫をこよなく愛する。
すべての人が自分の人生のクリエイターであることを伝え続けている。

ASIACT認定オーラソーマ®ケアコンサルタント
レベル3ティーチャー

Blog:いろ、つむぐものたち

連載⑥自分の答えに出会っていく本

この前(出版記念のトークショー)話したと思うけど、
赤い本の執筆中に、「本を編集したい」って言ってくれた人がいて。

最初は、「オラクルカードを作ったらどうですか?」って言われたと。
「真理さんはもっと有名になってから、この本をだしたほうがいい」って。
だから、ちょっとオラクルカードの制作をがんばったわけよ。でも、全然心が楽しくなかったと。

何でその人がそう言ったかというと、
「辞書になってしまうと、どうじても真理さんの考え方をその人たちの考え方にしてしまうけど、真理さんは自分の考えをみんなに植え付けたいわけじゃないですよね。」って言われたと。
「その人たちの中の答えに出会ってほしいだけでしょう」って言われて。

「そう」って言ったら、

「じゃあ、普通のオラクルカードじゃなくて、このカードをやってたら自分の答えが導き出されるみたいな。ゲームのようにできるカードを作りませんか」って言われて。

「それありやなあ」と思ったと。でも閃かんわけよ。

___カードの絵はどうする予定だったんですか?

誰かに描いてもらおうかなあと思ってた。わたしが質問みたいなことを書いていけばいいのかなとか、いろいろカードにしてみたりしたりしたと。
でも、なんかつまらんな、違うな思ってたと。

で、その人たちが答えに行きつくような何かが作りたいと思ってたら、
「なっちょるわ~!」って気づいた出来事があったと、、、ブログにも書いたんだけど。

(その詳しい出来事はこちら)

だから、オラクル的な、その人が自分の答えに出会っていく本になってるなあって思った。

自分の中で問いを持って本を開いて、読む。これってどういうことやろうと疑問に思う。そしてまた開く。本当はこうなんじゃないかと自分で気づく。

___ああ、一回じゃ終わらないんですね。

毎日引くでもいいし、自分の中でこれどういうことかもっと知りたいっちゃけどっていうときに引いても良いし。
あの時がんばってできなかったオラクル的な本になってるっちゃない?ていう証明をしてくれた。

___オラクルにもなれる本!

そう、意図したようになってるっちゃて思った。
最初に「真理さんの考えを植え付けることになるんじゃないですか?」って言われたけど、そうじゃなない形になってるって思った。


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___実はわたしも今日来る前に、赤い本を開いてきたんですよ。インタビューの今日、何が出るかなあと思って。

うんうん。

___でたのが、ここだんったんですよ。「自己受容」(p162)

ありちゃんの周波数が、自分の中の自己受容っていうテーマが流れてるからってことよね。

___自己受容の内容で、すごいと思ったのが、
「わたしの思う自己受容とは、自分が持っているものを見てそのままにしておくことです」って言う言葉。
そこでジャッジせず、そのままにしておくことなんだ~って思いました。


そう、好きとか嫌いとか、感想を持たないってこと。ああ、こんなのがあるっちゃなって。

さっきの話(連載②)でいくと、
「ああわたし、おおらかになりたいって思ってるっちゃなあって。そこで、「おおらかにならなければいけない」ではないし、
「そんなこと思う必要もない」でもないし、
「ああそう思っちょるっちゃなあ」って。

___「そう思っちょるっちゃなあ」、で終わっていいんですか?

うん。そう思ってるだけで、それが良くも悪くも無くて、わたしの中にそんな望みがあるんだって。

___う~ん、なるほど。思うだけで終わらせていい。このページを読みながら思ったんですけど、
「好きになるのも許すのでもなくただ見守るのです。すると本音をみつけやすくなります。その声に従うと現実が変わり始めるでしょう」(p163)
これってどういうことですか?

もしわたしが、「おおらかでなくてはならない」という思いがあって、
「細かい自分はダメだ」と思ってしまうと、細かい自分をどうにかする作業に入ってしまって、そこばっかりエネルギーが使われてしまうよね。

でも、「細かい自分はいてもいい」ってなったときに、あるときパット閃いて、「細かいからこういう質や才能としても使えるようになってるっちゃ」っていうことに気づく。

___うんうん。

てことは、わたし細かくないといかんわ、みたいな。そして、細かくて良いに繋がっていったり。

もし細かいわたしがいなくなったら、才能として使えるわたしもいなくなるわけやから、おいとくか、みたいな感じ。めんどくさいわたしも置いとくか、みたいな。

あるいは、「あの人のことすっごいムカつく~!」と思うとする。
「ムカつくといけない」と思うとそこで終わり。
だけど、「わたしあの人のことムカつくっちゃ。なんでムカつくっちゃろう?嫉妬やん、これって!嫉妬やったっちゃあ~!てことは本当はわたし、あれをしたいっちゃ~っ!」っ」て本音に気づく。

___本当はあの人のようになりたいっちゃあっていう本音に気づくんですね。

そう、でも、「嫉妬してはいけない、みっともない」とかになると、本音に絶対行きつかないはず。

___はい。

ほとんどの人はここで終わらせてるかもね。人は人、わたしはわたし!とかで終わらせる。
悪く思わないようにしようとか、これは人を否定したことになるから、こんなモノの見方したらダメよとか。だから本音に行きつかんとよ。

だけど、その人を否定したい思いがあるっていう気持ちをそのままにしておくと、なんでわたしはあの人を見るとここまでムカつくっちゃろうとかに行けるわ。

___ああ、わかってきました!ありがとうございます。

こうやって、読んでから疑問を持った人のワークショップするのもおもしろいかもしれんね。
「ここのページを読んでここをもう少し深く知りたいけど、これはどういう意味なんですか?」って。

今の質問みたいに、「これはそのままにしておくと本音に繋がるってどういうことですか?」みたいな。

___それ楽しそうです。読んでて、これどういうことだろうって思うこと多いと思うので。それを真理さんに質問する会とか。

っていう会もいいかもね。

___何人かで集まってお互いに話し合うとか。

ま:うん、それがいいと思うと。朗読会みたいな感じで、テーマを決めて、何ページを読んでこようみたいな。
月一とかzoomでもいいから、そこでシェア会。

___シェア会良いですね。

そんなのをそれぞれでやってもらいたいとよ。
自分のやってることとプラスそれをやって仕事にしてもいいし、オリジナルのワークショップを作ってもいいし。
そんなのをみんなにしてもらいたいなあと思う。


連載⑦に続きます。


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