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【インタビュー企画】きっと地球に遊びに来たんだよねね        連載④大人になるって、選べるんだ!

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北條真理 (Mari Hojo)
宮崎県出身
幼少期から宇宙や夢や神秘の世界に惹かれる。
2001年にオーラソーマと出逢い、人それぞれに「自分の色」があること、
それを思い出して生きることの楽しさを伝えるコースやワークショップを各地で開催。
「Who am I?」の探求とともに生き、旅と猫をこよなく愛する。
すべての人が自分の人生のクリエイターであることを伝え続けている。

ASIACT認定オーラソーマ®ケアコンサルタント
レベル3ティーチャー

Blog:いろ、つむぐものたち

連載④大人になるって、選べるんだ!


___真理さんのご両親はどんな方なんですか?

父は、射手座。母は、牡羊座。火の夫婦よね。
父親は、自分のしたいことしかしない。したくないことは絶対しない。そして頑固、短気。

母親は、全然怒らない人。だから全然違う。母からは多分怒られたことがないっちゃないかな。小さいころ躾みたいなのはあったと思うけど。

___真理さんがしたいようにさせてくれる人。

母親はね、でも父親は違うよ。で、母親は父親の言いなりになるとよ。「お父さんがダメって言うから」って。

___あ、今のは、どんな風に真理さんの像ができたのか知りたくての質問だったんです。

ああ、わたしがこうなったのって誰の影響かなあって考えると、うちの叔父やとよ。

同じ敷地内に家があって。小さい頃は共同生活じゃないけど、うちの叔父がいっつもわたしと遊んでたと。
父と叔父は一緒に仕事をしてたんだけど、父は一生懸命仕事をするタイプ、叔父はわたしみたいな感じ、何が仕事かわからんみたいな。
うちのお父さんはたぶんイライラしてたと思う。「いっつも遊んでる」って言って。

叔父は、わたしの首が座るか座らないくらいのころからわたしを助手席にぐるぐる巻きにして、いっつもどこかに連れて行ってたと。
パチンコだろうがボウリングだろうが。友達と遊ぶ時も。叔父が独身だったからね。

朝起きると「真理~!」って言ってわたしを連れ出してくれて、ずっと遊び。その叔父は、旅行が好き、遊ぶことが好き、これも射手座よね。とにかくおもしろいことが好きで、たぶんその叔父の影響がすっごい強いと思う。

だから、わたしが甥っ子や姪っ子に接するのって、ずっどこの叔父の感じ。その叔父からも一度も否定されたことがないし、一度も怒られたことがない。

___へ~!

父は否定してたけどね。

___否定されたときって真理さんはどう反応してました?

小さい頃はまあ怖いから言うこと聞いてたと思うけど、中学校くらいから言うこと聞かなくなるよね。「なんか言っちょるわ」くらい。

だから、わたしは何の相談もしなくて、全部結果報告だった。だって、途中で言ったら全部計画がダメになるから。だからいっつも思う。
「親が反対して」て言いう人がいるけど、「言うからよ」って思う。
仕事も辞めようかなって」相談すると「何言いよっとか!」って否定されるから。「仕事辞めてきた」って結果報告。


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___そうなんですね!オーラソーマ以外の仕事は、何をされてきたんですか?

勉強が嫌い、努力が嫌い、受験勉強はまずしたくない、就職活動もしたくない。だったから最初は高校を卒業したら、専門学校に行こうと思ったと。

でも、「就職やな」って思ったときに、まず試験がないところ、採用人数の多いところはどこかなあっていうところだけで探したと。
受けたのが、面接と適性検査みたいなのしかないところ。

で、おもいしろいのが、その適性検査って性格とか全部わかるやつらしいとね。
で、検査の後の面接のときに社長か常務みたいな人に言われたのが、
「どうしてあなたは大学受験をしなかったんですか?」って。
「あなたは努力をしないからね。でも、本気になればどの大学も行けるのよ」って言われたと。

わたし自分のことをバカだって思ってたから
「そうなんですか?」って。

「できるのに努力しないっていうのが適性検査に全部でてるから、うちの会社に就職したら、そこそこの結果じゃ許されないわよ」って言われて。
「こえー!」って思った。

___職場は楽しかったですか?

そこは同期が100人くらいいて、一歳上、二歳上の女性の先輩がいっぱいいる学校みたいな職場だった。1時間に1回チャイムが鳴って休憩がある。高校の延長みたいなところで楽しくて、仕事してる意識は全くなかった。

でも、ずっーとしゃべってたから怒られて、それでもしゃべってたから部長から呼ばれて、「席替えをします。あなたの席はここにします」って言われて、席が部長の真ん前になったと。

「今日職員会議であなたのことをどうするかという話題になって。でも、あなたにしゃべるなって言っても無理やから、独り言だったらいい」って言われた。(笑)

「独り言ならいいけど、人を巻き込まないでください」と。
で、「わたし、独り言が言いたいわけじゃないんですよね」って思って。

___真理さんのしたいことは、独り言じゃなくて、「ねえねえ、聞いて!」って感じで。

そう!隣の席とか仲のいい先輩の席の下に座り込んで、
「でね、でね!」って、ずっとしゃべってたと。
そんなの怒られるよね、今考えると。
そういう就職をしてた(笑)で、何年かなあ、3年くらいで辞めた。

___辞めようと思ったのはどうして?

学校みたいで毎日は楽しいよ。お金ももらえるし。だけど、ここに居ったらいかんと思ったと。なんでかっていうと、完全にピーターパン症候群になって、大人になりたくないって。

ひとつは、話題がいっつも同じなのが嫌だったと。上司の悪口か、変な先輩の話か、この前の飲み会の話か、あの頃は良かったねって言う話と今の現状の文句と、なんかおもしろいことないかねっていう。

自分の1年後とか5年後とか10年後が見えたとよ。
1年後は1つ上の先輩を見ればわかるし、5年後は5つ上の先輩を見ればわかるし。
嫌やって思ったと。今と一緒やって。

ていうころに、この人(連載③)と出会い始めたと。
で、このころに「大人になるって選べるんだ」って言うのを知ったと。

だったら、こっち側の大人の先輩になるのと、この自由に生きるっておもしろいよっていう大人。選べるんだったらこっちって思ったのが、20歳か21ごろ。

___早いですね!気づいたのが。

そうかもね。ていうくらい不満だった。こんなことするために生まれてきたんじゃないって。

小さい頃からの疑問はそれだけだからよね。
「何のために生まれてきたんだろう。」これのためではないのははっきりわかった。でも、何をしたらいいのか分からない。

こんな大人がいるんだって出会えたのがこの人とかで。
「選ぶんだ、大人のなり方って」って思ったと。

___「選ぶ」という言葉で、前に真理さんが言われてた言葉で印象的なのが、
「選択こそが魔法だ」って言われてたんです。

わあ、すてき!その言葉!

___真理さんが言ったんですよ。(笑)

ちょっとメモって良い?(と言って、携帯にメモしてました。)

___わたしも前にメモりました。(笑)

すっごい良い言葉じゃない?ほんとにそう思う。

___「何かになりたいとか、今の自分から変わりたいとか言う人がいるけど、それは誰かがしてくれるんじゃなくて、一つひとつの選択の先にしかない、それが魔法だ」っていうような話だったと思います。

そのときによね、楽なのは現状のままでいるのが楽やとよね。なんも変わらんでいいから。
不満を言いながらも楽しいこともある、先輩や彼氏と遊ぶのは楽しいし、会社に来ていれば給料ももらえるし、服も買えるし、旅行も行けるし。
だけど虚しいとよね。
それのほうがわたしにとっては嫌やったとよね。

だけど、この虚しさを服を買ったり旅行に行ったりで、紛らわしてOKにしてる人が多いと思う。それが、時がたつと、「もう何歳だし」とか。「もう今更ね」とか。

___ですね~でも、真理さんにとって大切だったのは、、、

自分が何のために生まれてきたのかを知りたかった。これじゃないって思うことをやり続けるのが「死」だよね。死んだように生きるっていうのがもう嫌だった。
発展性のない感じとか。だってこんな話をするためにわたしは生まれてきたと?っていう。それは絶対違う気がする、それだったら、別にわたしじゃなくてよくない?みたいな。

___じゃあ、真理さんの中では、わたししかできないことが知りたかったんですね。

そう、知りたかった~!。
それと、「これだ~!」って感じながら生きたいとよ。
「嬉しいなあこれができて」とか。「生きてるっていいなあ」とか。

私の場合、貢献欲求ではないとよ。何か役に立てることはないかとかじゃないとよ。
わたしはこの世の中でどんな貢献ができるかが知りたいっていう人たちもいるよね。

___はい、いますね。

それよりわたしは、自分が本当に楽しいとか、これを感じるために人間になったんだあっていうわたしが感じたいことのほうが大きい。

その副産物で他の人が楽しくおもしろくなったら、もうそれ以上に最高なことってなくない?みたいな。

___もう、それが現実になってますよね。
真理さんが、「これ聞いて、これ楽しいよ」って話してることを他の人が聞いて、それぞれがいろんなことを感じてる。

もう、それがすっごい嬉しい。

___それぞれの人の人生が動き始めて。

そう、もうそれがすっごい嬉しいと。
で、さっきのありちゃんの質問(連載②)やとよ。
「いいな、みんな変化して良いな、わたしは変化してない」って思うと。

___ああ、そうか。

だから、わたし変化したいっちゃろうね。

連載⑤に続きます。


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