カナダ De 俳句
Random Feathers –
October Haiku Lesson
Words on white paper
いろんな羽
10月の俳句クラス
白紙上に言葉達
これは数年前にカナダの西海岸にあるソルトスプリング島の文化教室で俳句のクラスを開いた時、参加した生徒さんと最後にみんなで作った作品です。英語だとさっぱり意味不明だし、日本語訳でも「何これ」って感じですが、次のような意味が籠っています。
それぞれ個性を持った別々の人達(生徒さん)=Random Feathers
10月の俳句のクラスで =October Haiku Lesson
白紙の上に言葉を(連ねて俳句を)書く=Words on White Paper
英語俳句の規定は
1)5・7・5の17音であること
2)季節の言葉を入れる事
3)現実描写であること(過去形を使わない)
英語の場合、音節が日本語よりも長くなるので日本語訳すると長くなってしまいます。
例えば:
SkyやSeaは、空(そら)と海(うみ)で日本語では二音ですが、英語では一音(One Syllable)です。
私が俳句を海外で紹介している一つの理由に、俳句を通して日常を非日常として見つめる、心の運動練習に使って欲しいからです。
心活 しんかつ ですか? 心の活性化?
俳句を書こうと思って空を見上げると案外突然、いつもの空が美しく見えてきたりしますよね。
「俳諧は三尺の童にさせよ」と芭蕉が詠ったように、色褪せてしまった オ・ト・ナの世界に、輝きを与えるのにはやはりトレーニングが必要?
心活 しに出かけませんか?
【text by Shinobu from Canada】