「学校に行きたくない」は子どもからのサイン

現在小2の娘は、
小1の時、授業日数184日中、72日
学校を欠席した。

「学校に行きたくない」

と言った時には
無理に
行かせることはしなかった。

小2になってからは、
一学期で8日
体調不良ではなく、
お疲れ休みをしたけれども、
毎日
「学校が楽しい」
と言っている。

小1の時
「学校に行きたくない」
と言った時、
どのように対応したのかを
書き留めておきたいと思った。

「学校に行きたくない」

は何らかの

【子どもからのサイン】

だと思う。

なのでまずは、
子どもの心を満たして
あげたらいいと思う。

1.理由を聞いた

「なぜ学校に行きたくないのか」

まずは理由を聞くことに徹した。

こちらの意見を言うのではなく、
まずは相手を理解するよう努めた。

聞きながらこちらがメモをし、
真剣に聞いている姿勢を示した。

子どもにとっても
自分の気持ちが整理され、
視覚でもわかるようにした。

子どもは
自分の気持ちを相手に伝えたり、
言語化することが
まだ上手ではない。

言っているうちに
わからなくなったり、
言っていることが
変わっていき、
聞いていて
イライラすることもあった。

それでも、
一緒に
「思考を整理する」
ことに努めた。

一度理由を聞いていても、

「学校に行きたくない」

と言ってきた時には
いつも理由を聞いて紙に書いた。

今、子どもが感じている

「気持ちを整理する」

ということをしていった。

初めの頃とは
学校へ行きたくない理由も
少しずつ変わっていった。

「ただ休みたいだけの理由探しじゃん!」

と思うこともあったが、
まずは
「休みたい」
という気持ちを
受け止めたかった。

2.休みたいと言ったら休ませるようにした

まずは
本人の意思を
受け入れたかったから。






理由を言う

結局はいつも受け入れられない
(学校は必ず行けと言われる)


ということを繰り返していくと、

・自分の気持ちを表現しなくなる
・何かあっても親に相談しなくなる
・親の顔色を伺い、親が喜ぶ解を答える

のではないかと思った。
これは避けたかった。

学校に適応することよりも、
長い人生を見据えた時に
これらの力が
なくなる方が、
自分は親として嫌だった。

学校に行くことを強制して、
問題をなかったことに
するのではなく、
この機会に
じっくり問題に
向き合おうと思った。

そして
「この子はこの課題もきっと乗り越えられる!」
と強く信じた。

まずは
・信じて
・子どもの意見を受け入れる

ことが
親子の信頼関係に
繋がるのではないかと思った。


3.夫婦間の意見の対立について

夫は、学校を休むことに
強く抵抗していた。

「何日も学校に行かないで家にいるなんて不安だ」

と言っていた。

そこで私は
2.で書いたことや、
以下のような自分の思いを伝えた。

・人間の成長いつでも右肩上がりではない
・大人だって成長が横ばいだったり少し下がったりしていくものではないか
・今は休みが必要な時期なんだと思う


また、
休む日には朝、
今日1日何をするかの計画を立て、
夫にも見える化した。

今日やる

・勉強(ドリル、宿題プリント)
・運動(縄跳び他)

を紙に書いて壁に貼っておいた。

夫が
私とは違うことを
子どもに言っていても否定せず、
別の折に
自分は

・こう考えていて
・こういう風にしている
・こうしたい

と言う意見を伝えるようにした。

【まとめ】

「学校に行きたくない」
という親から見ると
問題行動のようなものは、
子どもからのサインだと思う。

突然、「学校」という
未知の世界で
頑張らなければいけなくて
一生懸命
乗り越えようとしている
不安や、心の葛藤を
表現しているのではないだろうか。

そして振り返っても、
自分にとって
子育てで大事なことは、

「学校に行かせる」ことではなく

・子どもを信じること
・子どもからのサインに対して
信頼関係かプラスになる関わりをしているか

だということがわかった。

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