自分で考え行動できる子に育てよう
『モンテッソーリ子育て〜はじまりはお家から〜』
を読んで。
子どもたちが社会に出るころ、
仕事とは、
「人から言われたことをする」
のではなく、
「自分で考え仕事を生み出していく」
時代。
「自分で考える」
は、大人になってから突然できるようになるものではない。
小さい頃から
「自分で考える」
子に育つにはどうしたらいいの?
モンテッソーリ教育からヒントをもらった。
この記事の構成
1 【子供が決めた朝の支度の順序を乱さないようサポートする】
2 【考える時間を作る】
3 【成功体験を積む】
【まとめ】
1 【子供が決めた朝の支度の順序を乱さないようサポートする】
「朝の支度を見える化する」
子供は視覚情報に敏感目に見えないことの想像が苦手。
「マグネット+絵+文字」
など、道具を使って、
「やることの順番を考える」
機会を持つ。
ポイントは、
『その時々に合わせたマグネットにし、
余計な選択肢は与えない』
例えば、
「帰ってきたらすることに、朝の支度のマグネットを貼っておかない」
など。
2 【考える時間を作る】
「なんで?」
「どうして?」
の質問期は、色々なことに対して好奇心がある。
質問に答えたり、どう思うか、時には子どもに質問して考える時間を作る。
子供が何かに困っていたり、
できなくて苛立っていたりしたら、
「どこが分からない?」
「お手伝いしようか?」
と声を掛け、
『自分の感情に向き合い言葉にする』
ことができるようサポートしてみる。
「お手伝いしようか?」
と聞かれると、子どもは
「尊重されている」
と感じる。
このような関わりを通し、
『考える時間を作り、自分の判断で行動する』
体験をしていく。
3 【成功体験を積む】
成功体験を積むのに最適なのは、
「お手伝い」
子供が小さいとお手伝いさせるのはとっても面倒。
わかる!
失敗は多いし、
その失敗の後片付けをしなくてはいけないし、
自分一人でやるよりも倍の時間がかかるし、
「余計な口出しはしてはいけない」と、忍耐強く見守らなきゃいけない。
でも、そんな
「お手伝い」
やらない手はないことが判明!
「お手伝い」は
『好奇心』を伸ばす。
ただその作業をしてみたい
↓
お母さんがしていることをやってみたい
↓
役に立ちたい
というように、
『好奇心』
から始まった「お手伝い」が、
「人の役に立ちたい」と言った
『人間関係』
に繋がっていく。
小さい子は生活の中で簡単なことからがいい。
例えば、
「脱いだ靴を揃える」
というようなことから。
生活習慣を身につけたり、靴(物)を大切にする心も育つ。
ポイントは、
『結果ではなく作業をすること』
「お手伝い」を通して
「物の扱い」も学んでいきます。
やりやすいよう工夫する。
急がせたりすることがない様、自分自身に余裕があるときに。
【まとめ】
・子供が決めた順序を乱さないようサポートすることが大切。
・順序があることが分かると目的に向かって自ら行動できるようになる見通しが持てる。
・質問し、子どもが考えたり、自分の気持ちを言語化する機会を持つ。
・「お手伝い」で成功体験を積む。
そうすることで、
・次は何をしたらいいか、自分で考え行動できることにつながる。
子供との毎日は、目の前のことに追われがち。
でもその毎日の積み重ねが、
【子供の人格形成】
【人生を左右する大事な習慣】につながっている。
ぜひ、1つでも取り入れてみてはいかがでしょうか!