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ヤバいぞ中古リノベ住宅

中古リノベはババ抜きかもしれない

中古住宅のリノベーションを検討している方にとって、2023年10月からのアスベスト法改正は見逃せない大きなポイントです。特に、2006年以前に建てられた物件は、その補修費用が予想以上に高額になる可能性があります。外国人YouTuberによる改修動画もバズっていますが、知らずに手を出すと地獄かもしれません。

超改悪!2023年のアスベスト法改正

2023年の改正では、解体やリノベーションを行う際に、必ず事前に専門資格者によるアスベストの調査が義務付けられました。この調査結果に基づき、アスベストが含まれている場合は、専門の処理業者による厳格な解体・処理が必要です。これにより、特に古い物件ではリノベーションや解体の費用が跳ね上がる可能性があります。ちょっとじゃないですよ、爆増です。
民間にものの見事にアスベストの責任をぶん投げる政策にびっくりです。

能登の解体が進まない理由

能登地域では、地震の影響で多くの建物が倒壊していますが、解体が思うように進んでいない現状があります。これは、一般にはあまり知られていませんが、今回のアスベスト法改正の影響が大きく関わっていることも一因です。解体を進めるには、まずアスベストが含まれているかどうかを専門資格者が調査し、これに違反すると厳しい罰則が科せられるため、物件所有者や工事業者は慎重にならざるを得ません。その結果をもとに解体、改修が行われる必要があります。2006年以前は入っている可能性がものすごく大きいです。時間と金が超かかります。そして大工も、アスベスト排除の専門工も不足しています。

エアコンの穴を開けるのも一苦労

さらに、ちょっとしたリノベーションに際してもアスベストの問題は避けて通れません。例えば、エアコンの穴を開ける際にも、アスベストの有無を確認するために調査が必要です。試しにBIC CAMERA行ってみてください。本当ですよ。アスベストが含まれている壁に穴を開ける場合、単純な工事でも費用や時間がかかることになります。

リノベーションの前に知っておくべきこと

2006年以前の物件に手を出す場合は、アスベストに関する法律が大きなリスクとなります。どうして海外のヤンチャな解体屋さんが大手を振るって施工しても、誰も咎めないのでしょう?そこには大人の事情があるかもしれません。
調査や処理のための費用がかさむ可能性が高いため、物件購入前に十分な検討と予算の確保が重要です。
あなたが買った、その中古物件、本当に無事にリノベできますか?

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