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リビングよりトイレを広くすると幸せになれる

決してトイレを20畳にしましょうという話ではありません。トイレをほんのちょっと大きくしませんか?というお話です。
現代は地価の上昇や相続税の高騰もあり、日本の住宅のミニマム化が進んでいます。
その中で、注文住宅を希望されるお客様には複雑な間取りの選択が求められます。

適当な建築士に適当なプランで納得させられていませんか?

施主がプランを持ち込むことはほぼありません、やはり家づくりにはプランは最重要で、それにより家の良し悪しが決まります。しかし、現代日本人が求めるプランは対して大きな違いはありません。
1)広いリビング 2)大きな収納 3)使いやすいキッチン動線 などです
その条件を満たすために、建築士はお客様にプランを提出するのですが、その中で、提案されたプランの見極めの注意点をお話したいと思います。

トイレの位置を確認してみましょう。

トイレは一番最後の余った空間に設置されがちです。基本的には北側の隅などが多く、階段下などの超激狭空間に押し込まれていることもあります。ここがプロの建築士の提案力の差が出てくるところです。
自分で戸建てに住んだことがない、住宅を買ったことがない建築士も増えていますので、素敵そうなパース、図面に惑わされないことが重要です。トイレの位置が苦しそうなら、そのプランは少し問題があるかもしれません。

TOTO ネオレストNX

ここまで広くしなくてもいいですが、ほんのちょっと広いだけで日々の生活はほんのちょっと幸せになるというのが持論です。

なぜトイレが広いとしあわせになるのか?

トイレの目的は言わずもがなですが、それだけではないんです。例えば物思いに耽ったり、考え事をしたり、家族から解放されて完全に一人になれる空間がトイレなのです。
また、お客様が訪問された時に一番じっくり見られるところがトイレなのです。家主に気にせずジロジロ見ることができるので、超じっくり観察されているかもしれません

ほんの0.5畳で素敵な空間になる

必死にリビングを0.5畳広げるのであれば、トイレを広げてみませんか?リビングが0.5畳広がったのを体感するのは至難の業ですが、トイレの0.5畳は全く違います。あなたの青い鳥がトイレにいるかもしれません!


一人になれる空間はトイトイレだけ

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