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【わたしの偏愛日記 #7】階段の天使

みなさん、年末をどうお過ごしですか。
わたしは過去の色々なことを思い出していました。
そこで一つ、心があたたまるエピソードをご紹介します。

20代の頃、会社からの帰宅中に駅の階段から落ちました。
あまりの痛さとショックですぐ立てません。
周りには大勢の人がいたものの、横をただ通り過ぎて行きます。
そんな中、「彼女」は現れました。
スーツ姿の天使様です。

わたしを助け起こしてくれたそのお方は「私もこういうことあったよ」と声までかけてくれました。
この言葉でどれだけ救われたことか。
20年近く経った今でもありがたい…。
見ず知らずの人ですが、日々階段を利用する度にふと思い出します。
彼女の咄嗟の勇気と優しさが、これからも一生のお守りです。

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